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提案書15(2801頁~2999頁) (169 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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口腔外科領域の周術期疼痛に対する三叉神経ブロック
【提案の概要】
術後早期回復を目的とし、口腔外科領域の周術期疼痛に対する三叉神経
ブロック提案する
【背景】令和2年度診療報酬改定後、令和4年度診療報酬改定においても周術期神経ブロック関連
の内容として、「硬膜外麻酔の適応となる手術」に関しては神経ブロック併施加算450点が認められ
たが、口腔外科領域は硬膜外麻酔の適応ではないため、本提案を行う。
【対象疾患名】 顎変形症、上顎骨悪性腫瘍、舌悪性腫瘍、下顎骨折、骨髄炎、埋伏歯抜歯、嚢胞摘
出術等
【手技】

上顎神経ブロック

下顎神経ブロック

【使用機器】ディスポーザブル神経ブロック針

【使用薬剤】ポプスカイン0.5%注シリンジ

【診療報酬上の取扱】区分:L、番号:L008、医療技術名:神経ブロック、点数:450点

【患者への恩恵】 周術期の効果的な疼痛コントロールは、予後改善、合併症発症予防、患者のQOL向上
につながる。
【行政上のメリット】周術期の疼痛管理は予後改善に結びつくことが国内外で報告されてきた。したがって本
手技により患者の治癒率、死亡率、QOLの改善、入院期間の短縮が見込まれ、医療費
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抑制につながる。