「ICGによる近赤外線リンパ管・リンパ節造影」について
リンパ浮腫の治療

【技術の概要】
インドシアニングリーン(ICG)を皮下注射した後
、リンパ流を近赤外線カメラにてリアルタイム
で観察する

【対象疾患】
K628 リンパ管吻合
・リンパ浮腫症
34,450点
2009年の厚労省難病研究班の報告並びに2018年の日本
形成外科学会の調査によると、年間対象患者数は約
2018年の日本形成外科学会の調査によるとリンパ管吻合術
10,000人程度と考えられる。
を施行する際にリンパ管同定のための必須の方法として、
リンパ浮腫の診断
年間約4,000例が施行されている
A

B

C

子宮癌術後下肢リンパ浮腫
A. 右下肢の腫脹
B. リンパ管シンチグラフィー
C. ICG蛍光リンパ管造影

D

E

乳癌術後上肢リンパ浮腫
D. 左上肢の腫脹
E. ICG蛍光リンパ管造影

【既存の画像検査法との比較】

リンパ管シンチグラフィー

ICG蛍光リンパ管造影法

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ベッドサイドで施行可能
副作用はほとんどない
安価( １回あたり569円）
約１時間で施行
立位・臥位ともに可能
皮下約2cmまでのリンパ管

装置が大規模かつ効果
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被曝の問題 （遮蔽施設が必要） •
アイソトープが供給不安定かつ高価 •
１回の検査に数時間必要
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臥位でのみ撮影可能
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皮下深部のリンパ管を描出可能
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【診療報酬上の取扱】E 画像診断 1,809点：リンパ管シンチグラフィーの総コストは¥68,820円とされているため
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