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提案書15(2801頁~2999頁) (53 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い

d. 届出はしていない

⑭その他
⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

日本口腔外科学会、日本補綴歯科学会、日本口腔顔面痛学会。
日本歯科医学会の生涯研修ライブラリーに「顎関節症治療の指針2020」としてわかりやすい動画が掲載されている。

1)名称

一般社団法人日本顎関節学会編

2)著者

一般社団法人日本顎関節学会

3)雑誌名、年、月、号、ページ

一般社団法人日本顎関節学会HP
(http://kokuhoken.net/jstmj/publication/file/guideline/guideline_treatment_tmj_2020.pdf)2020年12月

4)概要

顎関節症の治療計画立案を目的とした咀嚼筋・顎関節の病態分類を行うための咀嚼筋と顎関節に関する検査として①下顎運
動検査(開閉口路、開口域、下顎側方・前方運動量の計測)、②顎関節雑音の検査、③咀嚼筋・顎関節の触診を行い、その
検査結果を基に病態分類を行い、治療計画を立案、および治療効果の判定を行う(p23-28、図6-19)

1)名称

顎関節症の診断基準(DC/TMD):評価インストゥルメント(日本語版)

2)著者

International RDC/TMD Consortium Network 日本語版一般社団法人日本顎関節学会

3)雑誌名、年、月、号、ページ

DC-TMD-Japanese-Assessment-Instruments_2016_06_11b492.pdf

4)概要

診断を特定するには病歴(DC/TMD症状質問票)および診察(DC/TMD診察用紙)に収載された全ての基準が必要である。全ての
基準を満たした場合の病態診断における感度、特異度は、顎関節筋痛障害:感度0.90,特異度0.99,顎関節痛障害:感度0.89,
特異度0.98,顎関節円板障害:復位性関節円板障害:感度0.34,特異度0.92,開口制限のある非復位性関節円板転位:感度0.38,
特異度0.98,開口制限のない非復位性顎関節円板転位:感度0.80,特異度0.97,変形性顎関節症:感度0.55,特異度0.61である
(P6-41)。

1)名称

Diagnostic Criteria for Temporomandibular Disorders (DC/TMD) for Clinical and Research Applications:
recommendations of the International RDC/TMD Consortium Network* and Orofacial Pain Special Interest Group

2)著者

Schiffman E, Ohrbach R, Truelove E, Look J, Anderson G, Goulet JP, List T, Svensson P, Gonzalez Y, Lobbezoo F,
Michelotti A, Brooks SL, Ceusters W, Drangsholt M, Ettlin D, Gaul C, Goldberg LJ, Schiffman E, Schiffman E,
Ohrbach R, Truelove E, Look J, Anderson G, Goulet JP, List T, Svensson P, Gonzalez Y, Lobbezoo F, Michelotti
A, Brooks SL, Ceusters W, Drangsholt M, Ettlin D, Gaul C, Goldberg LJ, Haythornthwaite JA, Hollender L, Jensen
R, John MT, De Laat A, de Leeuw R, Maixner W, van der Meulen M, Murray GM, Nixdorf DR, Palla S, Petersson A,
Pionchon P, Smith B, Visscher CM, Zakrzewska J, Dworkin SF

3)雑誌名、年、月、号、ページ

J Oral Facial Pain Headache.

4)概要

DC/TMD( Diagnostic Criteria for Temporomandibular Disorders)は世界的なTMD診察・検査および診断基準である。こ
の診察・検査により筋痛は感度0.90,特異度0.99,関節痛は感度0.89,特異度0.98、開口制限のある非復位性関節円板前方転
位は感度0.80,特異度0.97であった。また診察者間信頼性のカッパ係数は、筋痛0.94,関節痛0.86であった。厳密に規格化、
標準化された詳細なプロトコールを行う事で信頼性と妥当性が検証された診断基準に基づいて診断することができる。

1)名称

New Palpometer with Implications for Assessment of Deep Pain Sensitivity

2)著者

S Futarmal , M Kothari, E Ayesh, L Baad-Hansen, P Svensson

3)雑誌名、年、月、号、ページ

J Dent Res. 2011 Jul;90(7):918-22.

4)概要

世界的なTMD診察・検査および診断基準であるDC/TMDにおいて咀嚼筋痛障害および顎関節痛障害の診察・検査において触診
を用いて診断を行う。この時、より規格化された診断を行うため、咀嚼筋および顎関節外側極周辺では1.0g、顎関節外側で
は0.5kgの圧力で圧迫することと規定されている。このときに手指のみで触診するよりも手動式皮膚痛覚計(正しい圧力に
達したときに小さなピンが検査者の手に触れる調整可能なスプリングコイル)を用いた方が正確な圧力刺激が行え、規格化
された診断に有用であった。

1)名称

The validity of clinical examination for diagnosing anterior disk displacement with reduction

2)著者

Hirofumi Yatani,

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Oral Surg Oral Med Oral Pathol Oral Radiol Endod. 1998 Jun;85(6):647-53.

4)概要

顎関節部の触診で開口時のクリックが蝕知されること、このクリックが下顎前方位からの開閉口で消失すること、最大開口
量は正常域で側方偏位が生じないことを顎関節部の触診により行う臨床的診断法は顎関節腔造営法と約90%一致し、十分臨
床的に有用である。

⑯参考文献1

⑯参考文献2

⑯参考文献3

顎関節症治療の指針2020

2014年1月P1-62

2014;28(1):6-27.

⑯参考文献4

Wataru Sonoyama,

Takuo Kuboki, Yoshizo Matsuka, Maria Gabriela Orsini, Atsushi Yamashita

⑯参考文献5

※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。

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