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提案書15(2801頁~2999頁) (183 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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医療技術評価提案書(保険既収載技術用)
整理番号

413202

※事務処理用

提案される医療技術名
申請団体名

神経再生誘導術(即時)
(公益社団法人)日本口腔外科学会
37歯科・歯科口腔外科

主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科

33形成外科
関連する診療科(2つまで)
リストから選択

提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無



過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する

提案当時の医療技術名

令和4年度

神経再生誘導術(即時)



追加のエビデンスの有無
診療報酬区分
診療報酬番号

再評価区分(複数選択可)

提案される医療技術の概要(200字以内)


101-2
1-A

算定要件の見直し(適応)

1-B

算定要件の見直し(施設基準)

該当する場合、リストから○を選択



1-C

算定要件の見直し(回数制限)

該当する場合、リストから○を選択

2-A

点数の見直し(増点)

該当する場合、リストから○を選択

2-B

点数の見直し(減点)

該当する場合、リストから○を選択



項目設定の見直し

該当する場合、リストから○を選択



保険収載の廃止

該当する場合、リストから○を選択



新規特定保険医療材料等に係る点数

該当する場合、リストから○を選択



その他(1~5のいずれも該当しない)

該当する場合、リストから○を選択

「6

その他」を選んだ場合、右欄に記載

口腔悪性腫瘍切除(J016:口腔底悪性腫瘍手術、J018:舌悪性腫瘍手術、J032:口腔、顎、顔面悪性腫瘍手術、J060:耳下腺悪性腫瘍手術)の術
中に切断した神経に対し、神経再生誘導チューブを用いて切断された神経を即時再建し再生を促す。

文字数: 118

再評価が必要な理由

これまでは複数手術に係る費用の特例として、神経再生誘導術(J101-2)が、機材、術式ともに下顎骨部分切除術(J040)、下顎骨離断術
(J041)、下顎骨悪性腫瘍手術(J042)では50/100の合算した算定が保険収載されている。同様の術式は口腔悪性腫瘍切除(J016:口腔底悪性腫瘍
手術、J018:舌悪性腫瘍手術、J032:口腔、顎、顔面悪性腫瘍手術、J060:耳下腺悪性腫瘍手術)でも、行う行為であり適応の拡大が望まれる。
また、同様の症例に即時神経再建術を行うことは、術後の摂食・嚥下等のリハビリ期間を短縮できるメリットが有ると考える。その結果、術後の
誤嚥性肺炎等の発症が減少することが予想される。それ故、口腔悪性腫瘍切除でも50/100の合算した算定を希望する。

【評価項目】

①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)

②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項

口腔悪性腫瘍手術中に腫瘍切除のために切断した神経再生誘導術に対する一期的なコラーゲン使用吸収性神経再生誘導材を用いた神経再生誘導術
が複数手術の特例に含まれていない。口腔悪性腫瘍手術時の神経再生誘導術は既に算定可能である下顎骨部分切除術、下顎骨離断術、下顎骨悪性
腫瘍手術時と同様の術式であるため、適応拡大を希望する。

口腔悪性腫瘍手術により神経が断裂された患者。
口腔悪性腫瘍手術で切断された下歯槽神経、舌下神経あるいは顔面神経などの神経を即時再建する。
複数手術に係る費用の特例の拡大適応として50/100での算定を希望。



診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)

101-2

医療技術名
神経再生術の成否は切断から吻合までに要した時間に大きく関与する。悪性腫瘍切除で神経切断が明らかなものでは可及的早急に神経再生術を施
治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予 行することにより良好な回復が期待される。また、神経障害からの回復により摂食機能の向上、誤嚥性肺炎の低下が期待され術後のQOLは確実に
後等のアウトカム
上昇する。当術式に対するガイドラインはない。
③再評価の根
拠・有効性
ガイドライン等での位置づけ

ガイドライン等での記載なし(右欄にガイドライン等
の改訂の見込み等を記載する。)

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