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提案書15(2801頁~2999頁) (126 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)

・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

日本顎変形症学会として2018年度に本邦における外科的矯正治療の実態調査を行い、外科系99施設、矯正歯科64施設から回答が得られた(参
考文献3)。顎矯正手術における三次元シミュレーションは外科系施設の36.2%、矯正歯科系施設の38.7%で施行され、顎矯正手術における
3D-CTデータを用いた三次元シミュレーションの有用性については十分に認知されているが、専用の解析ソフトが高価であり、十分には普及し
ていない。解析ソフトの操作等に若干の修練を必要とするが、難易度はそれほど高くない。

施設の要件
歯科口腔外科または矯正歯科を標榜し、顎変形症に対する上顎骨形成術ならびに下顎骨形成術、または術前・術後矯正科治療を施行している
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 医療施設
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門 日本口腔外科学会専門医、または(公社)日本矯正歯科学会認定医に準じる経験が必要と考えられる。
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の なし
要件)

⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

なし

⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

なし

⑧点数等見直し
の場合

見直し前
見直し後
その根拠

特になし

区分
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)

区分をリストから選択

番号
技術名
具体的な内容
増(+)

プラスマイナス
⑩予想影響額

予想影響額(円)

14,000,000円

その根拠

年間手術件数4,000件のうち、導入前3分の1の算定、導入後約半数の算定と仮定した。

備考

⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
三次元シミュレーション解析ソフト
品、医療機器又は体外診断薬

⑫その他

特になし

⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

(公社)日本口腔外科学会
(公社)日本矯正歯科学会

⑭参考文献1

⑭参考文献2

上田倫弘(北海道がんセンター 口腔腫瘍外科)
森山啓司(東京医科歯科大学顎顔面矯正学分野)

1)名称

The accuracy of maxillary position using a CAD/CAM intermediate splint delived via surgical simulation in bimaxillary
orthognathic surgery

2)著者

Yamaguchi Y, Yamauchi K, Suzuki H, Saito S, Nogami S, Takahashi T

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Journal of Craniofacial Surgery. 2020; 31(4):976-979.

4)概要

顎矯正手術における三次元シミュレーションとCAD/CAMスプリントの精度に関する論文。フェースボートランスファーと咬合器を用いる従来法
に比べて、CAD/CAMスプリントは高い精度で顎骨の位置決めができる。

1)名称

PART 2

2)著者

特定非営利活動法人日本顎変形症学会 編

3)雑誌名、年、月、号、ページ

顎変形症治療の基礎知識(クインテッセンス出版)、2022年5月発刊

4)概要

顎矯正手術における三次元シミュレーションとCAD/CAMスプリントの精度は高く、インフォームドコンセントにも有用である。

1)名称

本邦における外科的矯正治療の実態調査

2)著者

片桐 渉, 小林正治, 佐々木 朗, 須佐美隆史, 須田直人, 田中栄二, 近津大地, 冨永和宏, 森山啓司, 山城 隆, 齋藤 功, 高橋 哲

3)雑誌名、年、月、号、ページ

日本顎変形症学会雑誌 30(3) 213 - 225 2020年8月

4)概要

顎変形症に対する外科的矯正治療の実態を調査することを目的としたアンケートを施行し、2017年4月1日から2018年3月31日までの間に行われ
た外科的矯正治療に関して外科系施設99施設,矯正歯科施設64施設から回答を得た。その結果、3Dシミュレーションソフトウェアや
Computer-aided design and computer-aided manufacturing (CAD/CAM)技術の向上とその普及が確認された。

診察・検査・診断・治療計画作成

⑭参考文献3

1)名称
2)著者
⑭参考文献4

3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1)名称
2)著者

⑭参考文献5

3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要

※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。

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