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提案書15(2801頁~2999頁) (60 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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技術名:習慣性顎脱臼に対する,自己血注射療法
[既存の治療法との比較]
[技術の概要]
患者の顎関節上関節腔
の洗浄後に、同部および
関節包周囲に、患者の自
己血を注入する。

1.全身麻酔下での観血的処置(K445: 40,870点)と比較して1)局所
麻酔下で外来患者でも施行できるため入院の必要がない、2)安全
でコスト効果が高い、3)最小限の侵襲である、4)術後合併症が起
こる可能性が低い、5)異物反応が起きない。
2.他の非観血的処置と比較して、再脱臼防止のための成功率が
高い、
というエビデンスが得られている。

[顎関節への自己血の注入
とその後の開口制限]
[対象疾患]
後期高齢者の顎関節習慣性脱
臼患症例は年間患者数のべ
4,566人程度と考えられる。そ
の中で全身麻酔による手術が
困難な可能性の高い後期高齢
者半数を対象とする。

[診療報酬上の取扱]
既存の算定;K446 ロ)顎関節授動術関
節腔洗浄療法2,000点と同等の技術で
あり、自己血採種および注入(関節腔
内注射:G007; 80点)等の追加処置が
必要なことから2,500点とした。
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