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【参考資料3】感染症法に基づく消毒・滅菌の手引きについて(健感発0311第8号令和4年3月11日) (49 ページ)
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| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73577.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 感染症部会(第105回 6/10)《厚生労働省》 |
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感染防止は標準予防策を適用する。
(4)野兎病
病原体は野兎病菌フランシセラ・ツラレンシスを代表とするグラム陰性小短桿菌であ
る。芽胞を形成しないため,消毒薬に対する抵抗性は弱い。人獣共通感染で感染した野
兎や,野生げっ歯類との接触,解体,調理時に皮膚や粘膜から感染する。ダニやアブな
どの節足動物を介した感染や汚染塵芥,河川水から感染することもある。ヒトからヒト
への感染の確実な報告はない。
症状は感冒様症状で,皮膚や粘膜の潰瘍を伴うこともある。リンパ節腫大や敗血症を
呈することもある。診断は血清凝集反応,PCR による遺伝子診断等,及び分離菌の同定
が行われている。
感染防止は標準予防策で対応する。
(5)類鼻疽
病原体はグラム陰性桿菌のバークホルデリア・シュードマレイである。北緯二十度か
ら南緯二十度の地域, 特に東南アジア, オーストラリアの土壌中に広く棲息する。経気
道, 経口, 創傷のいずれかのルートから感染する。ヒトーヒト感染はほとんど報告され
ていない。
類鼻疽に特有の症状はなく, 急性の場合は発熱, 肺炎, 敗血症を起こし重症化する。
慢性の場合は内臓, 皮膚などに膿瘍を形成する。検出法は国内では培養法に核酸検出法
を併用する。
感染防止は標準予防策で対応する。
(6)レジオネラ症 27)
病原体はレジオネラ・ニューモフィラを代表とするレジオネラ属の細菌である。土壌
や水環境中に生息する菌で,塵埃の吸入や水中生息菌のエアロゾルを吸入することによ
り発症する経気道感染の様式をとる。重症型がレジオネラ肺炎,軽症型がポンティアッ
ク熱といわれる。
肺炎型では,発熱,呼吸困難,頭痛,意識障害,精神神経系症状など,呼吸器症状以
外の症状もみられる。ポンティアック熱は感冒様症状のことが多い。
感染経路は飛沫感染である。クーリングタワー,循環式浴槽,シャワー,加湿器など
が感染源となるので,清掃・消毒による適切な衛生管理を行う。レジオネラはバイオフ
ィルム中のアメーバに寄生して増殖するが,アメーバは細菌よりも消毒薬に抵抗性なの
で,バイオフィルムを物理的に除去することも重要である。
クーリングタワーの使用開始時,あるいは数日以上休止後の使用再開時には,冷却水
の殺菌剤処理を行う。使用中も殺菌剤および水処理剤を継続的に投入し,1 か月に 1 回
以上,定期的にクーリングタワー及び冷却水の汚れの状況を点検し,必要に応じて清掃
及び換水を実施する。
循環式浴槽については,浴槽水の消毒には塩素系薬剤を使用することが一般的だが,
遊離残留塩素濃度は変動するため,頻繁に測定し,遊離残留塩素濃度は 0.2-0.4mg/L 以
上かつ 1.0mg/L 以下に保つ。浴槽水は毎日換水することを原則とし,最低でも 1 週間に
1 回以上完全換水を行う。貯湯槽を設置する場合は,60℃以上に保つことができるよう
にするか,専用の消毒装置を設ける。また,ろ過器を設置する場合は,循環配管のろ過
器入口側に塩素系消毒剤の注入口を設置し,1 週間に 1 回以上逆洗浄を行う。打たせ湯
及びシャワーには循環浴槽水を用いない。
給湯にあたっては,給湯温度が 55℃以上に保てるようにし,配管内の湯の滞留を防止
する。配管は 1 年に 1 回以上洗浄し,シャワーヘッド等は 1 年に 1 回以上分解・清掃す
る。
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(4)野兎病
病原体は野兎病菌フランシセラ・ツラレンシスを代表とするグラム陰性小短桿菌であ
る。芽胞を形成しないため,消毒薬に対する抵抗性は弱い。人獣共通感染で感染した野
兎や,野生げっ歯類との接触,解体,調理時に皮膚や粘膜から感染する。ダニやアブな
どの節足動物を介した感染や汚染塵芥,河川水から感染することもある。ヒトからヒト
への感染の確実な報告はない。
症状は感冒様症状で,皮膚や粘膜の潰瘍を伴うこともある。リンパ節腫大や敗血症を
呈することもある。診断は血清凝集反応,PCR による遺伝子診断等,及び分離菌の同定
が行われている。
感染防止は標準予防策で対応する。
(5)類鼻疽
病原体はグラム陰性桿菌のバークホルデリア・シュードマレイである。北緯二十度か
ら南緯二十度の地域, 特に東南アジア, オーストラリアの土壌中に広く棲息する。経気
道, 経口, 創傷のいずれかのルートから感染する。ヒトーヒト感染はほとんど報告され
ていない。
類鼻疽に特有の症状はなく, 急性の場合は発熱, 肺炎, 敗血症を起こし重症化する。
慢性の場合は内臓, 皮膚などに膿瘍を形成する。検出法は国内では培養法に核酸検出法
を併用する。
感染防止は標準予防策で対応する。
(6)レジオネラ症 27)
病原体はレジオネラ・ニューモフィラを代表とするレジオネラ属の細菌である。土壌
や水環境中に生息する菌で,塵埃の吸入や水中生息菌のエアロゾルを吸入することによ
り発症する経気道感染の様式をとる。重症型がレジオネラ肺炎,軽症型がポンティアッ
ク熱といわれる。
肺炎型では,発熱,呼吸困難,頭痛,意識障害,精神神経系症状など,呼吸器症状以
外の症状もみられる。ポンティアック熱は感冒様症状のことが多い。
感染経路は飛沫感染である。クーリングタワー,循環式浴槽,シャワー,加湿器など
が感染源となるので,清掃・消毒による適切な衛生管理を行う。レジオネラはバイオフ
ィルム中のアメーバに寄生して増殖するが,アメーバは細菌よりも消毒薬に抵抗性なの
で,バイオフィルムを物理的に除去することも重要である。
クーリングタワーの使用開始時,あるいは数日以上休止後の使用再開時には,冷却水
の殺菌剤処理を行う。使用中も殺菌剤および水処理剤を継続的に投入し,1 か月に 1 回
以上,定期的にクーリングタワー及び冷却水の汚れの状況を点検し,必要に応じて清掃
及び換水を実施する。
循環式浴槽については,浴槽水の消毒には塩素系薬剤を使用することが一般的だが,
遊離残留塩素濃度は変動するため,頻繁に測定し,遊離残留塩素濃度は 0.2-0.4mg/L 以
上かつ 1.0mg/L 以下に保つ。浴槽水は毎日換水することを原則とし,最低でも 1 週間に
1 回以上完全換水を行う。貯湯槽を設置する場合は,60℃以上に保つことができるよう
にするか,専用の消毒装置を設ける。また,ろ過器を設置する場合は,循環配管のろ過
器入口側に塩素系消毒剤の注入口を設置し,1 週間に 1 回以上逆洗浄を行う。打たせ湯
及びシャワーには循環浴槽水を用いない。
給湯にあたっては,給湯温度が 55℃以上に保てるようにし,配管内の湯の滞留を防止
する。配管は 1 年に 1 回以上洗浄し,シャワーヘッド等は 1 年に 1 回以上分解・清掃す
る。
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