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【参考資料3】感染症法に基づく消毒・滅菌の手引きについて(健感発0311第8号令和4年3月11日) (16 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73577.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 感染症部会(第105回 6/10)《厚生労働省》 |
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6 ペスト
1)はじめに
リンパ節腫脹や高熱などを主症状とする急性細菌感染症である。腺ペストと肺ペスト
の2型に分類される 10,11)。
ペスト菌(Yersinia pestis)の保有動物はネズミやリスなどであり,媒介動物はノ
ミである。
2)感染経路 1,2)
肺ペスト患者の飛沫の吸入や腺ペスト患者の膿への接触。敗血症型では血液に対する
注意が必要である。
3)患者への対応
原則として入院。第一種感染症指定医療機関(各都道府県に原則的に1か所)への入
院を勧告する。
4)患者環境および観血的処置時の対策
気道分泌物などに起因する汚染拡散に留意する。そのためにはシングルユース(ディ
スポーザブル)のシーツ,覆布,滅菌ドレープ類,ガウンその他を利用する。
シングルユースの汚染物はプラスチック袋で二重に密閉し,外袋を消毒した後に運搬
し,高温焼却する。再使用器械・器材類は,密閉用容器(回収用コンテナなど)に密閉
して,容器の外側を消毒した後に運搬し,適切に消毒または滅菌処理する。
針刺しや切創に注意し,血液飛沫を受けないような防御を行って臨む。
5)医療従事者への注意
肺ペストは飛沫で伝播する 12)。したがって,肺ペストの伝播防止にはマスクの着用が
重要である。
6)汚染物の消毒・滅菌 5-8)
(1)対 象
肺ペストは飛沫感染ではあるが,肺ペスト患者が使用した物品や病室の消毒も行う。
また,患者の喀痰は焼却処分とする。
(2)消毒薬
ペスト菌に対しては,すべての消毒薬が有効である。第四級アンモニウム塩(オスバ
®
ン ,オロナイン-K®,ヂアミトール®,ハイアミン®など)や両性界面活性剤(テゴー51®,
エルエイジー®など),アルコール(消毒用エタノール,70v/v%イソプロパノール)な
どを用いる。
また,80℃・10 分間の熱水も有効である(70℃・1分間や 80℃・10 秒間などの熱水
でも有効と推定されるが,安全を見込んで 80℃・10 分間とする)。
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1)はじめに
リンパ節腫脹や高熱などを主症状とする急性細菌感染症である。腺ペストと肺ペスト
の2型に分類される 10,11)。
ペスト菌(Yersinia pestis)の保有動物はネズミやリスなどであり,媒介動物はノ
ミである。
2)感染経路 1,2)
肺ペスト患者の飛沫の吸入や腺ペスト患者の膿への接触。敗血症型では血液に対する
注意が必要である。
3)患者への対応
原則として入院。第一種感染症指定医療機関(各都道府県に原則的に1か所)への入
院を勧告する。
4)患者環境および観血的処置時の対策
気道分泌物などに起因する汚染拡散に留意する。そのためにはシングルユース(ディ
スポーザブル)のシーツ,覆布,滅菌ドレープ類,ガウンその他を利用する。
シングルユースの汚染物はプラスチック袋で二重に密閉し,外袋を消毒した後に運搬
し,高温焼却する。再使用器械・器材類は,密閉用容器(回収用コンテナなど)に密閉
して,容器の外側を消毒した後に運搬し,適切に消毒または滅菌処理する。
針刺しや切創に注意し,血液飛沫を受けないような防御を行って臨む。
5)医療従事者への注意
肺ペストは飛沫で伝播する 12)。したがって,肺ペストの伝播防止にはマスクの着用が
重要である。
6)汚染物の消毒・滅菌 5-8)
(1)対 象
肺ペストは飛沫感染ではあるが,肺ペスト患者が使用した物品や病室の消毒も行う。
また,患者の喀痰は焼却処分とする。
(2)消毒薬
ペスト菌に対しては,すべての消毒薬が有効である。第四級アンモニウム塩(オスバ
®
ン ,オロナイン-K®,ヂアミトール®,ハイアミン®など)や両性界面活性剤(テゴー51®,
エルエイジー®など),アルコール(消毒用エタノール,70v/v%イソプロパノール)な
どを用いる。
また,80℃・10 分間の熱水も有効である(70℃・1分間や 80℃・10 秒間などの熱水
でも有効と推定されるが,安全を見込んで 80℃・10 分間とする)。
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