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【参考資料3】感染症法に基づく消毒・滅菌の手引きについて(健感発0311第8号令和4年3月11日) (45 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73577.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 感染症部会(第105回 6/10)《厚生労働省》 |
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7 真菌(糸状菌)の四類感染症
1) はじめに
真菌症の中では病原性が高いコクシジオイデス属が原因となるコクシジオイデス症
が四類感染症に分類されている。
2) 真菌(糸状菌)の消毒
アルコール,ポビドンヨード,次亜塩素酸ナトリウム,フタラール,過酢酸,グルタ
ラールが有効。ヒト-ヒト感染はしないため,主に器具や環境が消毒の対象となる。
3) 疾患の特徴,媒介経路,感染防止
(1)コクシジオイデス症
米国南西部(中心はアリゾナ,カリフォルニア)から中南米各地の風土病であり,病
原体は二形性を示すコクシジオイデス属である。本菌は土壌中で菌糸状に発育し,感染
型である分節型分生子を形成する。流行地において,空中に浮遊する分節型分生子を吸
入することにより経気道的に感染する。
急性期症状は咳や発熱など感冒に類似しているが,慢性期は症状に乏しいことがある。
ステロイド薬等の投与に伴い増悪したり,全身播種して致命的となる場合もある。
感染防止対策のうえで重要なことは培養への配慮である。培養された菌は極めて感染
性が高いため,一般の検査室では原則として培養しないことが推奨される。本菌を不用
意に培養すると,分節型分生子の吸入による不慮の感染事故(検査室内感染)や検査室
汚染の危険がある。診断で最も重要なことは,患者の流行地への渡航歴の把握である。
本症が疑われる場合は,検査の段階から専門家に相談することが推奨される。
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1) はじめに
真菌症の中では病原性が高いコクシジオイデス属が原因となるコクシジオイデス症
が四類感染症に分類されている。
2) 真菌(糸状菌)の消毒
アルコール,ポビドンヨード,次亜塩素酸ナトリウム,フタラール,過酢酸,グルタ
ラールが有効。ヒト-ヒト感染はしないため,主に器具や環境が消毒の対象となる。
3) 疾患の特徴,媒介経路,感染防止
(1)コクシジオイデス症
米国南西部(中心はアリゾナ,カリフォルニア)から中南米各地の風土病であり,病
原体は二形性を示すコクシジオイデス属である。本菌は土壌中で菌糸状に発育し,感染
型である分節型分生子を形成する。流行地において,空中に浮遊する分節型分生子を吸
入することにより経気道的に感染する。
急性期症状は咳や発熱など感冒に類似しているが,慢性期は症状に乏しいことがある。
ステロイド薬等の投与に伴い増悪したり,全身播種して致命的となる場合もある。
感染防止対策のうえで重要なことは培養への配慮である。培養された菌は極めて感染
性が高いため,一般の検査室では原則として培養しないことが推奨される。本菌を不用
意に培養すると,分節型分生子の吸入による不慮の感染事故(検査室内感染)や検査室
汚染の危険がある。診断で最も重要なことは,患者の流行地への渡航歴の把握である。
本症が疑われる場合は,検査の段階から専門家に相談することが推奨される。
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