総-7入院について(その4) (68 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65606.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第624回 11/5)《厚生労働省》 |
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<令和7年10月8日 中医協総会>
○ 令和6年度改定の附帯意見で、地域包括医療病棟の新設を踏まえ、10対1病棟の在り方を検討する
ことになっていたので、今後の議論に向けた資料の準備をお願いしたい。
<入院・外来医療等の調査・評価分科会
検討結果(とりまとめ)>
○高齢者の入院医療においては、救急の受入とともに在宅との連携も重要であり、在宅医療を含めて地
域医療全体を考えることは重要なテーマとの意見があった。また、救急搬送から自宅に退院するまで
1つの病院で加療できることが望ましく、病院単位でどのような役割をどのように評価するかといっ
た観点で検討が必要ではないかとの意見があった。
○地域包括ケア病棟の3つの機能について、病院単位で救急受入等を評価すると、結局ほとんど急性期
の病棟に入院している場合があるので、形だけの救急告示ではなく、実際に果たしている後方支援機
能等を評価する仕組みが必要ではないか、との意見があった。
○緊急入院等を多く受け入れている地域包括ケア病棟は一定の評価を検討すべきではないかとの意見が
あった。
○介護施設からの入院を多く受け入れている地域包括医療病棟があり、その役割に照らせば加算等の評
価対象としてもよいことを検討しうるのではないかとの意見があった。
○多疾患を有する救急患者は、搬送時点で急性期病棟と地域包括医療病棟のいずれが適しているか判断
が難しいとの意見があった。
○同一医療機関内に急性期病棟と地域包括医療病棟の双方を有している場合に、入棟した患者像は大き
な違いはなく、高齢者において頻度の高い疾患を地域包括医療病棟で診療するということも考えられ
るのではないかとの意見があった。
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