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資料2 地域医療構想及び医療計画等に関する検討会及びワーキンググループの議論の進め方等について (91 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59892.html
出典情報 地域医療構想及び医療計画等に関する検討会(第1回 7/24)《厚生労働省》
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医師偏在指標に関する主なご意見等と進め方について
<医師偏在対策に関するとりまとめ (令和6年12月18日 新たな地域医療構想等に関する検討会 )>
<2040年頃に向けた医療提供体制の総合的な改革に関する意見とりまとめ>(令和6年12月25日 社会保障審議会医療部会)>
5.今後の医師偏在対策の具体的な取組
(7)医師偏在指標のあり方
○ 医師偏在指標については、医師の性別、年齢等を考慮しているが、医師不足の実態と大きく乖離することがないよう、令和9年
度からの次期医師確保計画に向けて、必要な見直しを検討することが適当である。

<これまでにいただいた主なご意見>
【地理的要素について】


山間部にへき地を多く抱えていたり、医療機関へのアクセスに時間を要するといった地理的な要因が反映されていない。



地域ごとに、医療機関へのアクセスや、それぞれの住民の受療行動が異なる。

【実態に即した医師の労働時間比の反映について】


現在用いられている係数で用いられている研修医の労働時間比が、実情と比べて高いのではないか。また、男女比についても、
男性の育休取得に対するハードルの低下等の考え方の変化から、見直しが必要。

【高齢医師が多い等の医師の年齢構成について】


例えば10年後などを見据え、現在の医師の年齢構成も考慮すべき。

○ 人口10万人当たりの医師数が多いとされる県でも、若手医師の流出等により、中長期的に見ると医師少数県となる可能性がある。
上記の意見等を踏まえ、令和9年度からの次期医師確保計画に向けて、医師偏在指標については以下の点に留意して検討してはどうか。


現行の医師偏在指標に、地理的な要素(人口密度、医療機関へのアクセス、離島や豪雪地帯といった地理上の特性)を反映した
上で区域を設定することについて



性年齢階級別の医師の労働時間比率について、実態に即したデータを反映することについて



高年齢医師が多く、数年後に医師少数区域になる可能性がある等、医師の年齢構成の違いの反映について

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