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資料2 地域医療構想及び医療計画等に関する検討会及びワーキンググループの議論の進め方等について (49 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59892.html
出典情報 地域医療構想及び医療計画等に関する検討会(第1回 7/24)《厚生労働省》
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令和7年7月4日第116回社会保障審議会医療部会資料(一部改)

二次医療圏の現状と課題
○ これまで、二次医療圏は、入院に係る医療を一定程度完結すること、人口規模が20万人以上であること等を目安と
しながら設定されてきた。
○ 他方、すでに半数の二次医療圏が人口規模20万人未満であり、例えば時間外緊急手術が圏域内でほとんど実施され
ていない医療圏が一定数存在する。緊急手術に対応できる体制は24時間365日確保することが求められるところ、
・ 圏域として体制が確保できておらず、当該医療圏内で医療提供が完結していない
・ 全ての需要に対応できているが、圏域における医療需要が少なく、提供体制として効率性に課題がある
等の課題が考えられる。
人口20万人未満の二次医療圏における時間外緊急手術発生日数(年間)

「医療計画について」
(令和5年3月31日厚生労働省医政局長通知)(抜粋)

(日)

350


間 300

緊 250

手 200


150


100


50
0

0

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20

二次医療圏人口(万人)
※ 時間外等緊急手術:時間外加算、休日加算、深夜加算を算定する全身麻酔を実施する手術及び帝王切開

資料出所:2022年度NDBデータ 、 総務省「住民基本台帳人口」(2024年1月)

人口規模 が100万人以上の二次医療圏については、構想
区域としての運用に 課題が生じている場合が多いこと
を踏まえ、必要に応じて区域の設定の見直しについて
検討するとともに、地域医療構想調整会議について、
構想区域内をさらに細分化した地域や地域の医療課題
等の協議項目ごとに分けて開催するなど運用上の工夫
を行うこと。(略)人口規模が20万人未満の二次医療
圏については、入院に係る医療を提供する一体の区域
として成り立っていないと考えられる場合(特に、流
入患者割合が20%未満であり、流出患者割合が20%以
上である場合)、その設定の見直しについて検討する
こと。なお、設定の見直しを検討する際は、二次医療
圏の面積や基幹となる病院までのアクセスの時間等も
考慮することが必要である。また、設定を変更しない
場合には、その理由(地理的条件、当該圏域の面積、
地理的アクセス等)を明記すること。
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