よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料1-2】令和8年度研究事業実施方針(案) の概要(厚生労働科学研究) (49 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

令和8年度新規研究課題の具体的な研究内容等
背景と考え方
<ポイント1>

食品等を介する健康被害の
拡大・未然防止に係る危機
管理体制の整備充実
迅速な危機管理の実施のた
めに必要な体制の充実
・食品を介する健康被害情報を
効率的に収集・分析
・迅速に原因究明、改善対策等
を行うための国・自治体等の危
機管理体制を充実 等

<ポイント2>
効果的・効率的な監視
指導・検査体制の整備充実
科学に立脚した食品安全施策
の着実な実施・推進
・HACCPに沿った衛生管理の徹
底、効果的な検証手法の検討
・食品衛生検査施設等における外
務制度管理調査の充実・検査項
目・対象食品の拡充 等

<ポイント3>

<ポイント4>
食品安全行政への
新たな技術の活用

国際整合性の確保の必要性
の増加

進展する科学技術が食品
安全行政に与える影響へ
の対応

食品の輸出拡大に向け
た衛生管理の強化等、
国際化対応
・「農林水産物及び食品の輸
出の促進に関する法律」
(令和2年4月施行)に基づ
く政府一体となった農林水
産物・食品の輸出の促進
・諸外国との外交交渉による
海外からの食品輸入の件数
の継続的な増加 等

・AI等のデジタル技術を用
いて効率的・効果的な監
視・検査等を実施
・新たな情報技術を応用し
たリスクコミュニケー
ションの手法開発の可能
性 等

<ポイント5>

若手枠の推進
による新規参入の
促進
食品安全分野の研究の
多様化・高度化
・新たな分子生物学技術
の応用等効率的かつ効
果的な検査技術の確立
の可能性 等

具体的な研究内容
・広域食中毒発生時の早期探知のための調査の迅速化及びゲノム解析技術を利用した調査法に関する研究 <ポイント1>
・野生鳥獣の食肉利用に関わるリスク分析に資する研究<ポイント2>
・と畜・食鳥処理施設における効果的・効率的な衛生管理手法に関する研究 <ポイント2、3>
・食品安全行政における国際調和と科学的根拠に裏付けされる施策の推進に資する研究 <ポイント3>
・食肉・食鳥肉の検査等を効率的・効果的に実施するためのデジタル技術を応用した手法の開発のための研究 <ポイント4>
・食品安全行政の推進に資する研究分野における若手育成のための研究 <ポイント5>
研究成果を
適切に活用する

科学的な根拠に基づいて食品のリスク管理を適正に実施することで、
食品の安全を確保し、国民の健康を守る。

48