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【資料1-2】令和8年度研究事業実施方針(案) の概要(厚生労働科学研究) (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》
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令和8年度新規研究課題の具体的な研究内容等
第4期がん対策推進基本計画(令和5年3月閣議決定)

がん研究10か年戦略(第5次)(令和5年12月策定)

がん予防
・女性のがん検診受診率向上に関する研究
⇒乳がん検診及び子宮頸がん検診の対象となる女性のがん検診に関する意識や受診状況等について実態把握を行い、課
題を抽出するとともに、クーポンの配布等の受診勧奨施策について改善策等を提案する。

がん医療
・がんゲノム医療推進に向けたがん遺伝子パネル検査の実態把握とがんゲノム医療提供体制構築に資する研究
⇒令和元年6月に固形がんのがん遺伝子パネル検査が、令和7年3月に造血器腫瘍及びその類縁疾患を対象とするがん
遺伝子パネル検査がそれぞれ保険収載され、その検査体制の確立と実態の把握が急務となっている。本研究は、我が国の
がんゲノム医療の一層の推進を目的として、がん遺伝子パネル検査をとりまく実態調査やがんゲノム医療提供体制構築に
対する提言の作成等を行う。

がんとの共生
・がん診療連携拠点病院等と患者団体や社会的人材リソースとの相互連携モデルの実装に資する研究
⇒第4期がん対策推進基本計画においては、がん患者に対する相談支援やピア・サポートにおいて、がん診療連携拠点病
院等と患者団体等との連携が求められている。そこで本研究では、その実態や課題を整理した上で、有機的な連携方法につ
いて実装可能なモデルを構築し、検証を行う。

これらを支える基盤
・がん対策推進基本計画におけるロジックモデルの改善に関する研究
⇒第4期がん対策推進基本計画では、「施策の評価に当たっては、全体目標、分野別目標及び個別目標と各施策の関連性
を明確にし、PDCAサイクルの実効性を確保するため、ロジックモデルを活用する。」とされている。令和7~8年度に実施さ
れる当該基本計画の中間評価を踏まえ、次期がん対策推進基本計画も見据え、ロジックモデルの改善を行うことを目的とす
る。

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