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【資料1-2】令和8年度研究事業実施方針(案) の概要(厚生労働科学研究) (17 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》 |
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循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業
令和7年度予算額 578,028千円
事業概要(背景・目的)
本研究事業では、研究内容を大きく3分野に分けている。
○ 「健康づくり分野(健康寿命の延伸と健康格差の縮小、栄養・食生活、身体活動・運動等の生活習慣の改善、健康づくりのための社会環境整備等に関する研究)」において、
個人の生活習慣の改善や社会環境の整備等による健康寿命の延伸等に資する政策の評価検討や、その政策の根拠となるエビデンスの創出を目指す。
○ 「健診・保健指導分野(健診や保健指導に関する研究)」においては、効果的、効率的な健診や保健指導の実施(質の向上、提供体制の検討、結果の有効利用等)を目指す。
○ 「生活習慣病管理分野(脳卒中を含む循環器疾患や糖尿病等の対策に関する研究)」では、生活習慣病の病態解明やその解決策となる政策提言により、治療の均てん化、
生活習慣病を有する者の生活の質の維持・向上等を目指す。
この3分野の生活習慣病にかかる研究を着実に推進し、健康日本21(第三次)などで掲げられている健康寿命の延伸や健康格差の縮小、生活習慣病にかかる各目標を実現す
るためのエビデンスを蓄積する。また、循環器病については、循環器病対策基本法に基づき策定された循環器病対策推進基本計画に基づき研究を実施する。
令和8年度概算要求のポイント
「健康づくり分野」
【継続】「新たな睡眠指針に基づく適切な睡眠・休養取得のための介入方法の検討」では、個人が睡眠に寄与する自らの行動等を振り返るきっかけとなるツールや社会環境等を
整備し、それらを用いた睡眠の量・質の向上のための介入方法等のエビデンスを整備する。
【新規】「健康寿命延伸を目指した禁煙支援のための研究」
「健診、保健指導分野」
【継続】「特定健康診査における問診・検査項目の必要性・妥当性の検証、及び新たな項目の検討のための研究」では、第5期特定健診等実施計画の策定に向け、問診・検査項
目の妥当性、新規項目の必要性等の検討を行う。
【新規】「自身の健診結果等を個人が活用する際に必要な仕様に関する研究」
「生活習慣病管理分野」
【継続】「小児期・若年期に発症する循環器病に対する診療体制の充実のための研究」では、小児期・若年期に発症する循環器病に対する診療の現状と、他領域の診療科間の
連携に係る課題についての実態調査を実施し、小児期から成人期にかけて必要な医療を切れ目なく提供するための医療提供体制の充実に向けた、今後の方向性に関する提言
を行う。
【新規】「第3期循環器病対策推進基本計画における臨床指標の確立に資する研究」において、第3期循環器病対策推進基本計画等において指標として策定すべき臨床項目の
整理と、第3期循環器病対策推進計画等で使用すべき臨床指標を提案し、指標収集を行う。
これまでの成果概要等
栄養・食生活、身体活動・運動、休養・睡眠、飲酒、喫煙及び歯・口腔の健康等の生活習慣や健診・保健指導から、生活習慣病の病態解明や治療法の確立、生活習慣病を有す
る者の生活の質の維持・向上等まで幅広い課題に対して、その研究成果を施策に反映している。
・「健康づくりのための身体活動・運動の実践に影響を及ぼす原因の解明と科学的根拠に基づく対策の推進のためのエビデンス創出」において、身体活動・運動に関するエビデン
スの整理を行い、検討会を行った上で、基準及び指針を定めた「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を発出した。
・「特定健康診査および特定保健指導における問診項目の妥当性検証と新たな問診項目の開発研究」における研究結果が、第4期特定健診・特定保健指導等の見直しや「標準
的な健診・保健指導プログラム」の改訂に貢献した。(令和5年度終了)
・「循環器病対策の進捗評価法の確立を目指した研究」において、第2期循環器病対策推進基本計画の中間評価を行うための適切な手法の検討とその検討に必要な臨床情報の
収集を行った。また、これまでの我が国の循環器病対策の評価と第2期循環器病対策推進基本計画の進捗状況の把握等を行った。 (令和7年度終了)
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令和7年度予算額 578,028千円
事業概要(背景・目的)
本研究事業では、研究内容を大きく3分野に分けている。
○ 「健康づくり分野(健康寿命の延伸と健康格差の縮小、栄養・食生活、身体活動・運動等の生活習慣の改善、健康づくりのための社会環境整備等に関する研究)」において、
個人の生活習慣の改善や社会環境の整備等による健康寿命の延伸等に資する政策の評価検討や、その政策の根拠となるエビデンスの創出を目指す。
○ 「健診・保健指導分野(健診や保健指導に関する研究)」においては、効果的、効率的な健診や保健指導の実施(質の向上、提供体制の検討、結果の有効利用等)を目指す。
○ 「生活習慣病管理分野(脳卒中を含む循環器疾患や糖尿病等の対策に関する研究)」では、生活習慣病の病態解明やその解決策となる政策提言により、治療の均てん化、
生活習慣病を有する者の生活の質の維持・向上等を目指す。
この3分野の生活習慣病にかかる研究を着実に推進し、健康日本21(第三次)などで掲げられている健康寿命の延伸や健康格差の縮小、生活習慣病にかかる各目標を実現す
るためのエビデンスを蓄積する。また、循環器病については、循環器病対策基本法に基づき策定された循環器病対策推進基本計画に基づき研究を実施する。
令和8年度概算要求のポイント
「健康づくり分野」
【継続】「新たな睡眠指針に基づく適切な睡眠・休養取得のための介入方法の検討」では、個人が睡眠に寄与する自らの行動等を振り返るきっかけとなるツールや社会環境等を
整備し、それらを用いた睡眠の量・質の向上のための介入方法等のエビデンスを整備する。
【新規】「健康寿命延伸を目指した禁煙支援のための研究」
「健診、保健指導分野」
【継続】「特定健康診査における問診・検査項目の必要性・妥当性の検証、及び新たな項目の検討のための研究」では、第5期特定健診等実施計画の策定に向け、問診・検査項
目の妥当性、新規項目の必要性等の検討を行う。
【新規】「自身の健診結果等を個人が活用する際に必要な仕様に関する研究」
「生活習慣病管理分野」
【継続】「小児期・若年期に発症する循環器病に対する診療体制の充実のための研究」では、小児期・若年期に発症する循環器病に対する診療の現状と、他領域の診療科間の
連携に係る課題についての実態調査を実施し、小児期から成人期にかけて必要な医療を切れ目なく提供するための医療提供体制の充実に向けた、今後の方向性に関する提言
を行う。
【新規】「第3期循環器病対策推進基本計画における臨床指標の確立に資する研究」において、第3期循環器病対策推進基本計画等において指標として策定すべき臨床項目の
整理と、第3期循環器病対策推進計画等で使用すべき臨床指標を提案し、指標収集を行う。
これまでの成果概要等
栄養・食生活、身体活動・運動、休養・睡眠、飲酒、喫煙及び歯・口腔の健康等の生活習慣や健診・保健指導から、生活習慣病の病態解明や治療法の確立、生活習慣病を有す
る者の生活の質の維持・向上等まで幅広い課題に対して、その研究成果を施策に反映している。
・「健康づくりのための身体活動・運動の実践に影響を及ぼす原因の解明と科学的根拠に基づく対策の推進のためのエビデンス創出」において、身体活動・運動に関するエビデン
スの整理を行い、検討会を行った上で、基準及び指針を定めた「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を発出した。
・「特定健康診査および特定保健指導における問診項目の妥当性検証と新たな問診項目の開発研究」における研究結果が、第4期特定健診・特定保健指導等の見直しや「標準
的な健診・保健指導プログラム」の改訂に貢献した。(令和5年度終了)
・「循環器病対策の進捗評価法の確立を目指した研究」において、第2期循環器病対策推進基本計画の中間評価を行うための適切な手法の検討とその検討に必要な臨床情報の
収集を行った。また、これまでの我が国の循環器病対策の評価と第2期循環器病対策推進基本計画の進捗状況の把握等を行った。 (令和7年度終了)
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