よむ、つかう、まなぶ。
【資料1-2】令和8年度研究事業実施方針(案) の概要(厚生労働科学研究) (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
令和8年度新規研究課題の具体的な研究内容等
令和8年度は、米国のWHO脱退表明などにより国際保健行政が大きな変革期を迎えようとしていることも踏まえ、日本が国際保健
課題の解決を主導するための研究を2課題新規に実施する。
①不安定化する国際情勢を踏まえた健康危機、気候変動を含む国際保健行政に資する提言のための研究
【概要】グローバルヘルスは、人々の健康に直接関わるだけでなく、安全保障、経済、地球環境にも密接に関わ
る重要な課題である。一方、令和7年1月に米国がWHOからの脱退を表明するなど、国際保健を取り巻く状況
はこれまでになく不安定な状況となっている。このような中、令和6年に改正された国際保健規則(IHR)の実施
に向け、我が国でも対応を行う必要があるほか、新たな法的文書の策定に向けた議論は令和6年3月現在も
継続中である。また、気候変動と健康は国際保健外交分野でも重要なアジェンダとなり、厚生労働省は令和6
年5月にWHOが事務局を務めるATACH(気候変動と健康に関する変革的行動のためのアライアンス)に正式
メンタリング
に参加を表明した。こうした、健康危機、気候変動を含む国際保健への対応において、不安的な国際情勢を踏
まえつつ、我が国のプレゼンスの確保や貢献を行っていく必要がある。
令和8(2026)年
令和9(2027)年
○過去の主要な国際保
健分野の事例の分析を
通じた日本の国際保健行
政の特徴の抽出等、今後
の国際保健行政のあり方
に関する論点整理及び概
念形成を行う。
○随時、IHR改正の実施
や新たな法的文書の実
施・具体化に向けた交渉
等の国際会議へ向けた
技術的支援を行う。
○随時、国際保健イニシ
アチブに関する会合に参
加する。
○論点整理等を踏まえ、
地球規模課題の解決の
ための貢献に対し提案を
行う。
○随時、新たな法的文書
の実施・具体化に向けた
交渉等への技術的支援
を行う。
○随時、国際保健イニシ
アチブに関する会合に参
加する。加えて、研究
フォーラムを開催する。
令和10(202)年
②グローバルヘルス分野の国際機関におけるキャ
リア形成と幹部人材育成のための研究
我が国の国際保健人材が、国際機関幹部でより効果
的にリーダーシップと専門的な能力を発揮できるよう、
本研究が国際保健政策人材に対する研修プログラム
を開発し、国際保健政策人材のキャリア開発支援を行
う。
研修プログラム活用のイメージ (★はプログラム対
象者)
国際機関
への飛躍
将来の国際保健人材
○我が国が国際保健へ
の取り組みを戦略的に推
進するための方針や具体
的な方策を提言としてま
とめ、国際会議で活用す
る。
【研究成果の活用例】
●主要国の取組等を我が国に還元し、我が国の国際保健行政の改善に資する。
●保健関連の国際会議で戦略的・効果的に関与することが可能となる。
●日本が各種保健関連の国際会議において主導的な役割を果たすことで、国際秩序の安定及び日本の国際
的なリーダーシップの強化が期待できる。
キャリア相談
メンタリング
日本人国際保健人材
(★)
国際機関の幹部
としてリーダシッ
プを発揮
研修&キャリア開発
【研究成果の活用例】
●開発した研修プログラムを活用し、国際機関幹部
人材候補者の能力強化や国際機関キャリアに対す
る興味喚起を行い、戦略的・効率的な国内の候補者
プールの拡大や優秀な人材の送り込みと、国際機
関等送り込んだのちの人材の定着に繋げる。
●国際機関幹部での邦人職員の活動を、保健関連
の国際機関団体に対するより戦略的・効果的な関与
や、我が国の保健医療福祉及び関連産業の発展に
繋げる。
12
※気候変動と健康に関する変革的行動のためのアライアンス
(Alliance for Transformative Action on Climate and Health:ATACH)
令和8年度は、米国のWHO脱退表明などにより国際保健行政が大きな変革期を迎えようとしていることも踏まえ、日本が国際保健
課題の解決を主導するための研究を2課題新規に実施する。
①不安定化する国際情勢を踏まえた健康危機、気候変動を含む国際保健行政に資する提言のための研究
【概要】グローバルヘルスは、人々の健康に直接関わるだけでなく、安全保障、経済、地球環境にも密接に関わ
る重要な課題である。一方、令和7年1月に米国がWHOからの脱退を表明するなど、国際保健を取り巻く状況
はこれまでになく不安定な状況となっている。このような中、令和6年に改正された国際保健規則(IHR)の実施
に向け、我が国でも対応を行う必要があるほか、新たな法的文書の策定に向けた議論は令和6年3月現在も
継続中である。また、気候変動と健康は国際保健外交分野でも重要なアジェンダとなり、厚生労働省は令和6
年5月にWHOが事務局を務めるATACH(気候変動と健康に関する変革的行動のためのアライアンス)に正式
メンタリング
に参加を表明した。こうした、健康危機、気候変動を含む国際保健への対応において、不安的な国際情勢を踏
まえつつ、我が国のプレゼンスの確保や貢献を行っていく必要がある。
令和8(2026)年
令和9(2027)年
○過去の主要な国際保
健分野の事例の分析を
通じた日本の国際保健行
政の特徴の抽出等、今後
の国際保健行政のあり方
に関する論点整理及び概
念形成を行う。
○随時、IHR改正の実施
や新たな法的文書の実
施・具体化に向けた交渉
等の国際会議へ向けた
技術的支援を行う。
○随時、国際保健イニシ
アチブに関する会合に参
加する。
○論点整理等を踏まえ、
地球規模課題の解決の
ための貢献に対し提案を
行う。
○随時、新たな法的文書
の実施・具体化に向けた
交渉等への技術的支援
を行う。
○随時、国際保健イニシ
アチブに関する会合に参
加する。加えて、研究
フォーラムを開催する。
令和10(202)年
②グローバルヘルス分野の国際機関におけるキャ
リア形成と幹部人材育成のための研究
我が国の国際保健人材が、国際機関幹部でより効果
的にリーダーシップと専門的な能力を発揮できるよう、
本研究が国際保健政策人材に対する研修プログラム
を開発し、国際保健政策人材のキャリア開発支援を行
う。
研修プログラム活用のイメージ (★はプログラム対
象者)
国際機関
への飛躍
将来の国際保健人材
○我が国が国際保健へ
の取り組みを戦略的に推
進するための方針や具体
的な方策を提言としてま
とめ、国際会議で活用す
る。
【研究成果の活用例】
●主要国の取組等を我が国に還元し、我が国の国際保健行政の改善に資する。
●保健関連の国際会議で戦略的・効果的に関与することが可能となる。
●日本が各種保健関連の国際会議において主導的な役割を果たすことで、国際秩序の安定及び日本の国際
的なリーダーシップの強化が期待できる。
キャリア相談
メンタリング
日本人国際保健人材
(★)
国際機関の幹部
としてリーダシッ
プを発揮
研修&キャリア開発
【研究成果の活用例】
●開発した研修プログラムを活用し、国際機関幹部
人材候補者の能力強化や国際機関キャリアに対す
る興味喚起を行い、戦略的・効率的な国内の候補者
プールの拡大や優秀な人材の送り込みと、国際機
関等送り込んだのちの人材の定着に繋げる。
●国際機関幹部での邦人職員の活動を、保健関連
の国際機関団体に対するより戦略的・効果的な関与
や、我が国の保健医療福祉及び関連産業の発展に
繋げる。
12
※気候変動と健康に関する変革的行動のためのアライアンス
(Alliance for Transformative Action on Climate and Health:ATACH)