免疫アレルギー疾患政策研究事業

令和７年度予算額

71,495千円

事業概要（背景・目的）
●（アレルギー疾患）アレルギー疾患対策基本法に基づく、アレルギー疾患対策の推進に関する基本的な指針（平成29年策定、令和４年一部改正）により、総合的
な疾患対策の推進が行われており、アレルギー疾患医療提供体制の整備、研究の推進等に取り組んでいる．
●（免疫・リウマチ疾患）平成30年度にリウマチ等対策委員会報告書を発出し、「疫学研究の充実」「発症の根源的なメカニズムの解明」「発症前からの医学的介入」の必
要性が示されている．
●（研究戦略）平成31年に「免疫アレルギー疾患研究10か年戦略」を策定（令和6年に中間評価を実施）し、戦略に基づいて免疫アレルギー疾患を総合的に推進している．

令和８年度概算要求のポイント
増額
• アナフィラキシー発症予防および初動対応の質向上に資する研究
･･･アナフィラキシーの原因別、患者に接する者の立場別に必要な情報を整理し、発症予防と、迅速で適切な対処が可能になるような啓発のため
の資材作成
• アレルギー疾患対策に関する行政施策の評価に資する研究
･･･基本指針に係る施策取組の進捗評価に基づいた、アレルギー疾患に係る医療提供体制、情報提供・普及啓発、研究に関する更なる調査と
分析
新規
• アレルギー疾患による社会生活支障の実態を把握する研究
• 関節リウマチ医療提供体制をふまえた専門診療水準の向上および均てん化に資する研究
• メディカルスタッフによる関節リウマチ患者の相談・指導の実態調査研究
• アレルギー疾患の発症と疾病構造変化を調査分析する研究

これまでの成果概要等
• 免疫アレルギー疾患研究10か年戦略に基づく着実な研究推進と臨床研究基盤構築に資する研究【令和６年度終了課題】
･･･免疫アレルギー疾患研究10か年戦略の前半５年間の研究実績に対して、各戦略が定める研究事項の成果・課題等を評価。 令和６年11月の中間評価とり
まとめのための、中間評価報告書案および概要案を作成した。
• 関節リウマチ診療ガイドライン改訂による医療水準の向上に関する研究 【令和５年度終了課題】
･･･関節リウマチの診療に関する最新のエビデンスを集積し、関節リウマチ診療ガイドライン2024改訂版が作成され、令和６年５月に発行。

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