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【資料1-2】令和8年度研究事業実施方針(案) の概要(厚生労働科学研究) (19 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》 |
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女性の健康の包括的支援政策研究事業
令和7年度予算額
73,809千円
事業概要(背景・目的)
これまで、我が国における女性の健康に関する取組は、主に疾病分野ごとに展開されてきている。また、女性の健康に関する研究においても、これまでは妊娠・
出産や疾病等に着目して行われてきた。このため、女性の身体はライフステージごとに劇的に変化するという特性を踏まえた取組や、社会的な側面も含めた生涯
に渡る包括的な支援は十分に行われていない状態であり、女性の健康施策を総合的にサポートする医療、診療体制も十分に構築されておらず、早急な対応を図
る必要がある。令和 5年6月に閣議決定された「女性活躍・男女共同参画の重点方針(女性版骨太の方針)2024」においても、女性の健康支援に関し、女性の心
身の状態が人生の各段階に応じて大きく変化するという特性を踏まえ、女性の健康の包括的支援に関する研究を進め、必要な情報を広く周知・啓発する事が求め
られており、女性の健康総合センターが創設されたことからも、政策的に優先順位の高い課題となっている。
令和8年度概算要求のポイント
○女性の健康に関し、その心身の状態が人生の各段階に応じて大きく変化するという特性により生涯にわたる包括的な支援が必要との観点から、女性の健康ナ
ショナルセンターの機能も踏まえ、女性の健康支援の評価方法、地域や職域における専門的かつ総合的な支援、人材育成、普及啓発等の提供体制のあり方につ
いて検討を行う
【新規】若年期から老年期に至るまでの切れ目のない女性の健康支援のための評価手法・健診項目の開発に向けた研究
【新規】健康寿命延伸に備えた女性の心身の健康支援のための普及啓発に向けた研究
【新規】女性の健康課題、特にやせ、飲酒等の課題の解決に向けた方策及び、新たな女性の健康課題の指標・目標の策定を推進するための研究
【新規】月経随伴症状に関連した健康課題 の公衆衛生学的分析とその解決に向けた包括的研究
これまでの成果概要等
○保健・医療・教育機関・産業等における女性の健康支援のための研究(令和3~5年度)
【概要】女性の健康を支援する人材育成・研修方法の開発、分野横断的で効果的な支援方法の開発や、保健・医療・福祉・教育・産業・地域等のシームレスな連携
体制の構築につなげるための基礎資料や教材の作成を行った。
【成果の活用】女性の健康に影響を与える社会経済状況等に基づく支援の在り方に関する基礎資料を作成し、第5次男女共同参画計画で講ずべき施策を推進す
る際の基礎資料とする。
○性差にもとづく更年期障害の解明と両立支援開発の研究(令和4~6年度)
【概要】女性及び男性の更年期の健康課題に関して、国内外のエビデンスの収集・整理を行い、更年期症状の発生状況や受療行動、治療等に関する国内の実態
把握を実施中である。さらに研究を推進して、更年期世代のニーズをより詳細に把握する必要がある。
【成果の活用】女性活躍が推進され、多様な働き方が広がってきた昨今、生活様式や疾病構造、就労状況の変化等を背景に、健康課題の変化も踏まえた新たな
支援方法や対策を考える際の基礎資料とする。
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令和7年度予算額
73,809千円
事業概要(背景・目的)
これまで、我が国における女性の健康に関する取組は、主に疾病分野ごとに展開されてきている。また、女性の健康に関する研究においても、これまでは妊娠・
出産や疾病等に着目して行われてきた。このため、女性の身体はライフステージごとに劇的に変化するという特性を踏まえた取組や、社会的な側面も含めた生涯
に渡る包括的な支援は十分に行われていない状態であり、女性の健康施策を総合的にサポートする医療、診療体制も十分に構築されておらず、早急な対応を図
る必要がある。令和 5年6月に閣議決定された「女性活躍・男女共同参画の重点方針(女性版骨太の方針)2024」においても、女性の健康支援に関し、女性の心
身の状態が人生の各段階に応じて大きく変化するという特性を踏まえ、女性の健康の包括的支援に関する研究を進め、必要な情報を広く周知・啓発する事が求め
られており、女性の健康総合センターが創設されたことからも、政策的に優先順位の高い課題となっている。
令和8年度概算要求のポイント
○女性の健康に関し、その心身の状態が人生の各段階に応じて大きく変化するという特性により生涯にわたる包括的な支援が必要との観点から、女性の健康ナ
ショナルセンターの機能も踏まえ、女性の健康支援の評価方法、地域や職域における専門的かつ総合的な支援、人材育成、普及啓発等の提供体制のあり方につ
いて検討を行う
【新規】若年期から老年期に至るまでの切れ目のない女性の健康支援のための評価手法・健診項目の開発に向けた研究
【新規】健康寿命延伸に備えた女性の心身の健康支援のための普及啓発に向けた研究
【新規】女性の健康課題、特にやせ、飲酒等の課題の解決に向けた方策及び、新たな女性の健康課題の指標・目標の策定を推進するための研究
【新規】月経随伴症状に関連した健康課題 の公衆衛生学的分析とその解決に向けた包括的研究
これまでの成果概要等
○保健・医療・教育機関・産業等における女性の健康支援のための研究(令和3~5年度)
【概要】女性の健康を支援する人材育成・研修方法の開発、分野横断的で効果的な支援方法の開発や、保健・医療・福祉・教育・産業・地域等のシームレスな連携
体制の構築につなげるための基礎資料や教材の作成を行った。
【成果の活用】女性の健康に影響を与える社会経済状況等に基づく支援の在り方に関する基礎資料を作成し、第5次男女共同参画計画で講ずべき施策を推進す
る際の基礎資料とする。
○性差にもとづく更年期障害の解明と両立支援開発の研究(令和4~6年度)
【概要】女性及び男性の更年期の健康課題に関して、国内外のエビデンスの収集・整理を行い、更年期症状の発生状況や受療行動、治療等に関する国内の実態
把握を実施中である。さらに研究を推進して、更年期世代のニーズをより詳細に把握する必要がある。
【成果の活用】女性活躍が推進され、多様な働き方が広がってきた昨今、生活様式や疾病構造、就労状況の変化等を背景に、健康課題の変化も踏まえた新たな
支援方法や対策を考える際の基礎資料とする。
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