令和８年度新規研究課題の具体的な研究内容等
平成30年度版腎疾患対策検討会報告書に基づく対策の進捗管理・社会実装、さらには、より効果的な対策の提
案等をオールジャパン体制で実施することにより、2028年までに新規透析導入患者数を35,000人以下へ減少(平
成28年比で10％減少)等のKPI達成や災害時のCKD診療体制確保に貢献する。

病期に応じた腎疾患対策の全体像
生活習慣病
の発症予防

地域に
おける
医療提
供体制
の整備
普及
啓発
診療
水準の
向上
人材
育成
研究
開発の
推進

発症

項目例：血圧、脂質、血糖、喫煙、
尿蛋白および血清クレアチニン等

健診

（原因疾病の重症化予防）

受診勧奨
早期受診

保健指導、受診勧奨
健診受診率向上（未受診者受診勧奨）

ＣＫＤ
発症

CKD発症予防

標準的な健診・保健指導プロ
グラム【平成30年度版】

かかりつけ医等
療養指導士等メディカル
スタッフとの連携

市民公開講座や資材等によるＣＫＤ認知度の上昇

・CKD重症化予防
・原因疾病の管理の継続
・合併症予防

紹介

2人主治医制など
担当医間の連携

・腎代替療法
・合併症予防

「かかりつけ医から腎臓専門医
・専門医療機関への紹介基準」

腎臓専門医療機関等
メディカルスタッフや他科専門医等との連携
最適な腎代替療法の選択、準備

逆紹介

通院患者へのCKD発症予防、重症化予防に関する知識の普及
各種ガイド、ガイドライン等で推奨される診療の均霑化
関連する疾患の治療との連携強化
CKD患者（透析患者及び腎移植患者を含む）のQOLの維持向上
腎臓病療養指導士の育成、かかりつけ医等との連携
関連する療養指導士等との連携強化
関連学会と連携したデータベースの構築
病態解明に基づく効果的な新規治療薬の開発

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