総-2入院について(その5) (83 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65884.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第627回 11/14)《厚生労働省》 |
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(その他のリハビリテーションに係る算定区分について)
• 退院時リハビリテーション指導料を算定した患者のうち、疾患別リハビリテーション料を算定していない患者は33%と一定
割合を占めていた。
• 摂食機能療法において「食事観察」と「食事介助」のみで算定している病棟が多くの入院料で存在した。
• リンパ浮腫複合的治療料は届出機関数、算定回数ともに微増傾向にあるものの、アクセス困難な地域もある。
• リンパ浮腫複合的治療料は40分以上、20分以上の実施で算定できるが、実際に治療・指導に要している時間とは乖離
がある可能性がある。
(リハビリテーションに係る書類作成業務について)
• 疾患別リハビリテーション料の算定にあたっては、リハビリテーション実施計画書又はリハビリテーション総合実施計画
書の作成が必要であり、医師は、患者又はその家族等に対してリハビリテーション実施計画書又はリハビリテーション総
合実施計画書の内容を説明の上、交付する必要がある。
• 多職種でのリハビリ総合実施計画書の作成、評価による機能回復の促進を趣旨とするリハビリテーション総合計画評価
料は患者1人につき1月に1回算定できるが、定期的な機能検査等や効果判定による、リハビリの質の担保を趣旨とす
るリハビリテーション実施計画書では、3か月に1回以上、説明・交付することとなっている。
• 目標設定等支援・管理料は、要介護被保険者等に対して介護保険のリハビリテーションへの移行を促す目的で創設され
たが、要介護被保険者への標準的算定日数を超えた疾患別リハビリテーションの提供は整理され、減少してきている。
• リハビリテーション総合実施計画書と目標設定等支援・管理シートで重複する項目が多い。
【論点】
(急性期のリハビリテーションについて)
○ 急性期病棟において、入院3日以内にリハビリテーションを開始していない患者が一定割合存在することや、休日のリ
ハビリテーション提供が少ないことを踏まえ、発症後早期のリハビリテーション開始を推進する観点から、疾患別リハビ
リテーション料の注加算として規定されている初期加算等の在り方や、休日のリハビリテーション実施体制の評価につ
いて、どのように考えるか。
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