総-2入院について(その5) (11 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65884.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第627回 11/14)《厚生労働省》 |
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<中医協総会>
○ 退院後の生活に関わる地元の医療機関や介護施設等とのカンファレンスや情報共有の場が確保できる
仕組みを検討することも有用ではないか。
○ 回復期リハビリテーション病棟と地域包括ケア病棟のリハのあり方について議論が必要ではないか。
○ 実績指数の基準値を引き上げることや、実績要件の無い入院料区分をどのように考えるのかというこ
とも議論する余地があるのではないか。
<入院・外来医療等の調査・評価分科会
検討結果(とりまとめ)>
○ ほぼ全ての患者が実績指数の計算除外基準に該当している施設もあり、現行の基準で病棟の機能を正
しく評価されているのか疑問であるため、除外基準を見直すべきではないかとの意見があった。
○ 「80歳以上」や「認知機能が低い」患者と患者全体とでFIM利得に大きな差はなく、FIMが改善しな
いから受け入れていないかというとそうではないことから、実績指数の計算対象から除外する必要性
は乏しいのではないかとの意見があった。
○ 令和6年度改定後も運動器リハビリテーション料について6単位を超えて実施している患者が相当数
いるが、単位数が増えてもFIM利得がほとんど変わっていないため、6単位を超えるリハビリを実施
できる対象について、分析を深めてはどうかとの意見があった。
○ 廃用症候群リハビリテーションも運動器リハビリテーションも、7単位以上における実施単位数増加
に伴うFIM改善の度合いは脳血管疾患等リハビリテーションと比較して低いものの、確実に上がって
おり、改善しないと結論づけずに慎重に議論を行うべきではないかとの意見があった。
○ 退院前訪問指導は回復期リハビリテーション病棟における実施割合は3~5%ほどであるが、多職種
で約半日を費やして行っており、労力に見合うよう評価されれば、より実施されるのではないかとの
意見があった
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