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資料1 経済財政運営と改革の基本方針 2025原案 (23 ページ)
出典
公開元URL | https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2025/0606agenda.html |
出典情報 | 経済財政諮問会議(第7回 6/6)《内閣府》 |
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(医療・介護・こどもDX)
医療DX工程表79に基づき、医療・介護DXの技術革新の迅速な実装により、全国で質の
高い効率的な医療・介護サービスが提供される体制を構築する。このため、医療DXの基
盤であるマイナ保険証の利用を促進しつつ、2025年12月の経過措置期間後はマイナ保険証
を基本とする仕組みに円滑に移行する。全国医療情報プラットフォームを構築し、電子カ
ルテ情報共有サービスの普及や電子処方箋の利用拡大、PHR80情報の利活用を進めるほ
か、標準型電子カルテの本格運用の具体的内容を2025年度中に示すことも含め必要な支援
策の具体化を検討し、その普及を促進するとともに、介護情報基盤の整備、診療報酬改定
DX、薬局が有する情報の標準化とデジタル化を進める。AI創薬、AIホスピタルの実
用化を支援する。標準仕様を策定し、クラウド技術を活用した病院の情報システムの開発・
導入に向け、規制的手法や財政的手法など必要なインセンティブ措置の在り方を含め、検
討を進める。医薬品や検査の標準コードの在り方の検討を踏まえたマスタの一元管理、予
防接種事務のデジタル化、ワクチン副反応疑いの電子報告、予防接種データベースの整備
を進める。医療・介護データを最大限有効活用し、イノベーションを進めるため、医療・
介護の公的データベースの仮名化情報等の利活用を可能とするためのシステム整備を進め
るとともに、社会保険診療報酬支払基金の改組や公費負担医療制度等のオンライン資格確
認を円滑に実施する。医療安全の向上に向け、医療機関のサイバーセキュリティ対策、医
薬品・医療機器等の物流DXの推進に資する製品データベース構築を進める。これらの取
組に加えて、必要に応じて医療DX工程表の見直しを検討する。
子育て世代の使いやすさに配慮し、保育や母子保健等のこども政策のDXを推進する。
(教育DX)
こどもたちの個別最適な学びと協働的な学びの一体的な実現及び教職員の負担軽減に向
け、国策として推進するGIGAスクール構想を中心に、生成AI活用も含めて教育DX
を加速する。共同調達スキームの下での端末更新や次世代校務DX環境の整備支援の加速、
学校におけるネットワーク環境の改善、DXハイスクール事業の継続的な実施等による探
究的・文理横断的・実践的な学びの推進、ICTの活用やこどもたちの情報活用能力の育
成に向けた好事例の創出や伴走支援の強化、デジタル教科書の利活用促進など、ハード・
ソフト両面から教育環境を充実する。「教育DXロードマップ」81に基づき、個人情報保護
を徹底しつつ、システム間の連携により教育データの収集・分析・利活用を進めるため、
標準化や地方公共団体への伴走支援を行うとともに、主体・データの真正性を確保する認
証基盤に関する調査研究・技術実証を進める。
(地域交通DX・物流DX)
地域交通の持続可能性、生産性、利便性の向上に向け、MaaS等による交通サービス
の高度化やデータ活用等を進めるとともに、キャッシュレス、配車アプリの推進など地域
交通DXを推進する。空飛ぶクルマの社会実装を推進する。自動運転移動サービスの社会
実装の加速に向けて「モビリティ・ロードマップ2025」も踏まえ制度整備82及び事業化推進
79
「医療DXの推進に関する工程表」(令和5年6月2日医療DX推進本部決定)。
Personal Health Record。
令和7年6月●日にデジタル庁、総務省、文部科学省及び経済産業省が改訂・公表。
82
本ロードマップに基づく運輸安全委員会における事故原因究明体制の構築に向けた検討を含む。
80
81
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医療DX工程表79に基づき、医療・介護DXの技術革新の迅速な実装により、全国で質の
高い効率的な医療・介護サービスが提供される体制を構築する。このため、医療DXの基
盤であるマイナ保険証の利用を促進しつつ、2025年12月の経過措置期間後はマイナ保険証
を基本とする仕組みに円滑に移行する。全国医療情報プラットフォームを構築し、電子カ
ルテ情報共有サービスの普及や電子処方箋の利用拡大、PHR80情報の利活用を進めるほ
か、標準型電子カルテの本格運用の具体的内容を2025年度中に示すことも含め必要な支援
策の具体化を検討し、その普及を促進するとともに、介護情報基盤の整備、診療報酬改定
DX、薬局が有する情報の標準化とデジタル化を進める。AI創薬、AIホスピタルの実
用化を支援する。標準仕様を策定し、クラウド技術を活用した病院の情報システムの開発・
導入に向け、規制的手法や財政的手法など必要なインセンティブ措置の在り方を含め、検
討を進める。医薬品や検査の標準コードの在り方の検討を踏まえたマスタの一元管理、予
防接種事務のデジタル化、ワクチン副反応疑いの電子報告、予防接種データベースの整備
を進める。医療・介護データを最大限有効活用し、イノベーションを進めるため、医療・
介護の公的データベースの仮名化情報等の利活用を可能とするためのシステム整備を進め
るとともに、社会保険診療報酬支払基金の改組や公費負担医療制度等のオンライン資格確
認を円滑に実施する。医療安全の向上に向け、医療機関のサイバーセキュリティ対策、医
薬品・医療機器等の物流DXの推進に資する製品データベース構築を進める。これらの取
組に加えて、必要に応じて医療DX工程表の見直しを検討する。
子育て世代の使いやすさに配慮し、保育や母子保健等のこども政策のDXを推進する。
(教育DX)
こどもたちの個別最適な学びと協働的な学びの一体的な実現及び教職員の負担軽減に向
け、国策として推進するGIGAスクール構想を中心に、生成AI活用も含めて教育DX
を加速する。共同調達スキームの下での端末更新や次世代校務DX環境の整備支援の加速、
学校におけるネットワーク環境の改善、DXハイスクール事業の継続的な実施等による探
究的・文理横断的・実践的な学びの推進、ICTの活用やこどもたちの情報活用能力の育
成に向けた好事例の創出や伴走支援の強化、デジタル教科書の利活用促進など、ハード・
ソフト両面から教育環境を充実する。「教育DXロードマップ」81に基づき、個人情報保護
を徹底しつつ、システム間の連携により教育データの収集・分析・利活用を進めるため、
標準化や地方公共団体への伴走支援を行うとともに、主体・データの真正性を確保する認
証基盤に関する調査研究・技術実証を進める。
(地域交通DX・物流DX)
地域交通の持続可能性、生産性、利便性の向上に向け、MaaS等による交通サービス
の高度化やデータ活用等を進めるとともに、キャッシュレス、配車アプリの推進など地域
交通DXを推進する。空飛ぶクルマの社会実装を推進する。自動運転移動サービスの社会
実装の加速に向けて「モビリティ・ロードマップ2025」も踏まえ制度整備82及び事業化推進
79
「医療DXの推進に関する工程表」(令和5年6月2日医療DX推進本部決定)。
Personal Health Record。
令和7年6月●日にデジタル庁、総務省、文部科学省及び経済産業省が改訂・公表。
82
本ロードマップに基づく運輸安全委員会における事故原因究明体制の構築に向けた検討を含む。
80
81
20