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提案書20(3802頁~4000頁) (80 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

729203

神経ブロック「ボツリヌス毒素使用」

日本リハビリテーション医学会

【技術の概要】

【既存の治療法との比較】

ガイドなしでの
施注成功率

• ボツリヌス毒素は作用範囲が狭いため、目標
とする筋へ正確に注射を行う必要がある
• 確実な施注のため、電気刺激、超音波検査、
筋電図などのガイド下で実施することがガイ
ドラインや先行研究で推奨されている
• ガイドなし(触診のみ)での施注成功率は、
ガイド有の場合に比べて低く、治療効果も
39%低いことが報告されているが、実際の臨
床では56%がガイドなし(触診のみ)で施注
されている
施注成功率:64~73%

ガイドなし(触診のみ)での施注が広く実
施されいるなか、電気刺激や超音波検査、
筋電図のガイド下での施注技術を増点した
場合、ボツリヌス治療の治療効果が39%高
まることで、3か月毎に実施されている治
療間隔が4カ月に広がり、年間実施数が減
少するため、合計ではボツリヌス治療に伴
う医療費が減少すると予想される

施注成功率:11%
後脛骨筋

腓腹筋

【対象疾患】

• 上下肢痙縮
• 小児脳性麻痺の下肢痙縮に伴う尖足

【有効性及び診療報酬上の取扱い】

筋痙縮の治療目的でボツリヌス毒素を用いた神経ブ
ロック400点を、電気刺激・超音波検査・筋電図の
3881
ガイド下で施注した場合、600点に増点する