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提案書20(3802頁~4000頁) (47 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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④普及性の変化
※下記のように推定した根拠

年間対象者数の
変化

年間実施回数の
変化等

見直し前の症例数(人)

10,000

見直し後の症例数(人)

20,000

見直し前の回数(回)

10,000

見直し後の回数(回)

20,000

⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)

・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

抗核抗体陽性を確認せずに抗DNA抗体を測定するので、抗核抗体陰性の症例でも抗DNA抗体が測定される。よって抗DNA抗体の測定数は従来より上
昇すると考えられるが、抗核抗体が陽性で抗DNA抗体も陽性の患者を早期に発見するにはやむを得ないと考えられる。
我が国での発病率は10万人あたり100人とされている。現在約57,000人が特定疾患の医療受給者証の発行を受けているが、その推定患者数は6~7
万人とされており、20~40歳代の女性に好発し、男女比は1:10と考えられている。新規に発症する患者数は把握されていないが、仮に年間10人発
症とすると以下の数字が考えられる。

抗核抗体の測定、抗DNA抗体の測定はすでに確立した検査法である。日本リウマチ学会でも、SLE診療を行う上で最も重要な検査であるとの会員共
通の認識がある。検査の提出に難易度はなく、専門医以外でも測定は可能である。非専門医がまず検査を行い、陽性であれば速やかに専門医に紹
介することも可能になると考えられる。

施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 施設に要件はない。どの医療機関からでも提出が可能である。
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門 特に必要な人的配置はない。
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の 特になし
要件)

⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

検査を行うことによるリスクはない。

⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

倫理面に問題はない。SLEの早期診断を行い、早期治療が可能になることは、社会的に極めて重要であると考えられる。

⑧点数等見直し
の場合

見直し前
見直し後
その根拠

163
163
両検査を同時に行うだけであり、点数に変化はない。

区分
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)

⑩予想影響額

特になし

区分をリストから選択

番号
技術名

特になし
特になし

具体的な内容

特になし

プラスマイナス

減(-)

予想影響額(円)
その根拠

17,300,000
抗核抗体陽性を確認せずに抗DNA抗体を測定するので、検査費自体はプラスになるものと思われるが、診断までの通院回数を減らし、また早期治
療により重症化を防ぐことにより、結果的に医療費は削減できるものと考えられる。

備考

なし

⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬

なし

⑫その他

特になし

⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

特になし

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