よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


提案書20(3802頁~4000頁) (155 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

医療技術評価提案書(保険既収載技術用)
整理番号

731213

※事務処理用

提案される医療技術名
申請団体名

Rh(その他因子)血液型
日本臨床検査医学会
01内科

主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科

07血液内科
関連する診療科(2つまで)
13外科

提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無



過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する

提案当時の医療技術名

リストから選択

なし

有無をリストから選択

追加のエビデンスの有無



診療報酬区分
診療報酬番号

再評価区分(複数選択可)

011 3
1-A

算定要件の見直し(適応)

該当する場合、リストから○を選択

1-B

算定要件の見直し(施設基準)

該当する場合、リストから○を選択

1-C

算定要件の見直し(回数制限)

該当する場合、リストから○を選択

2-A

点数の見直し(増点)



2-B

点数の見直し(減点)

該当する場合、リストから○を選択



項目設定の見直し

該当する場合、リストから○を選択



保険収載の廃止

該当する場合、リストから○を選択



新規特定保険医療材料等に係る点数

該当する場合、リストから○を選択



その他(1~5のいずれも該当しない)

該当する場合、リストから○を選択

「6

提案される医療技術の概要(200字以内)

その他」を選んだ場合、右欄に記載

Rh(その他の因子)血液型は、D抗原以外のRh抗原であるC/c、E/e抗原などを調べる検査である。これら抗原は,D抗原に比較すると免疫原性が
低いために通常では検査を行わないが.不規則抗体が陽性になった場合に本人型を調べるため、あるいは、自己免疫性溶結性貧血の患者などは免
疫能が更新しているため、患者Rh表現型と一致する赤血球製剤を選択するためなどで、Rh(その他因子)血液型を行う必要がある.

文字数: 196

再評価が必要な理由

Rh(その他因子)血液型の診療報酬は、平成28年(160点)、平成30年(156点)、令和2年(152点)、令和4年(148点)と連続して減点されて
いる。しかし、コスト調査を行った結果、コストが検査点数を上回る結果となっため、現状に見合う適正な診療報酬が必要である。

【評価項目】

①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)

日本臨床検査医学会と日本臨床衛生検査技師会合同で2022年にコスト調査を実施した(コスト算定調査期間2021年1月1日~12月31日)。その結
果、32施設から回答が得られ、Rh(その他因子)血液型のコストの中央値は1840円であった(資料2/2)。以上の結果から、Rh(その他因
子)血液型の点数を184点に増点するよう再評価を要望する。

②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項

・不規則抗体陽性患者、自己免疫性溶結性貧血等で輸血を要する場合
・血液を用いてRh(その他因子)血液型を検査する
・Rh(その他の因子)血液型については、同一検体による検査の場合は因子の種類及び数にかかわらず、所定点数を算定する。


診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)

011 3

医療技術名

Rh(その他因子)血液型
治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予 なし
後等のアウトカム

③再評価の根
拠・有効性
ガイドライン等での位置づけ

赤血球型検査(赤血球系検査)ガイドライン(改訂4版)2022年。自己免疫性溶血性貧血の
ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載す
患者は一般的に免疫能が亢進しているため、患者Rh表現型と一致する赤血球製剤を選択
る。)
することが望ましいと記載あり。

3956