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提案書20(3802頁~4000頁) (35 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

726201

輸血管理料Ⅲ

日本輸血・細胞治療学会

【技術の概要】
関係学会から示された「輸血チーム医療に関する指針」の要件
を満たし、その専門性が担保されている医師、臨床検査技師と
看護師が常勤し、血液製剤の適正使用およびチーム医療とし
て安全な輸血療法が実施されている場合に、「輸血管理料
Ⅲ」として算定できる。

【対象疾患】
輸血実施患者

輸血管理料Ⅰ

輸血管理料Ⅱ

輸血管理料Ⅲ

医師の配置

輸血業務全般に関
する専任の常勤医


輸血業務全般に関
する常勤医師

輸血療法の専門性を持つ
専ら輸血業務に関わる常
勤医師

臨床検査技師
の配置

常時配置
専従の常勤臨床検
査技師が1名以上

専任の常勤臨床検
査技師が1名以上

常時配置
輸血常務全般の専門性
を持つ専従の常勤臨床検
査技師が1名以上

看護師の配置

規定なし

規定なし

輸血療法の専門性を持つ
専従の常勤看護師が1
名以上

輸血監査

規定なし

規定なし

年1回以上は行う

一元管理

輸血用血液製剤お
よびアルブミン製剤

輸血用血液製剤

輸血用血液製剤およびア
ルブミン製剤



過誤輸血発生率の年次推移

学会認定・臨床輸血看護師が配置されている施設では、輸血用血液製剤1Mバッグ
あたるの過誤輸血件数は少なく、認定施設では赤血球廃棄率も少ない(2021年度)

血液1Mバッグ当たりの過誤輸血件数

認定施設における赤血球廃棄率

1

8
7.77

6
4
2

臨床輸血看護師配置

0.8

0.88

0.6
0.4

0.49

0.2

3.16

0

廃棄率(%)

10

過誤輸血件数

【有効性】

【既存の治療法との比較】

未配置

0
認定施設

非認定施設

【診療報酬上の取扱い】
K920-2 輸血施設基準が輸血管理料Ⅲを満たす場合、輸血を実
3836
施した1症例あたり月1回310点を要望する。