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提案書20(3802頁~4000頁) (150 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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医療技術評価提案書(保険既収載技術用)
整理番号

731212

※事務処理用

提案される医療技術名

Rh(D)血液型

申請団体名

日本臨床検査医学会
01内科

主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科

07血液内科
関連する診療科(2つまで)
13外科

提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無



過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する

提案当時の医療技術名

平成30年度

Rh(D)血液型



追加のエビデンスの有無
診療報酬区分
診療報酬番号

再評価区分(複数選択可)


011

2

1-A

算定要件の見直し(適応)

該当する場合、リストから○を選択

1-B

算定要件の見直し(施設基準)

該当する場合、リストから○を選択

1-C

算定要件の見直し(回数制限)

該当する場合、リストから○を選択

2-A

点数の見直し(増点)



2-B

点数の見直し(減点)

該当する場合、リストから○を選択



項目設定の見直し

該当する場合、リストから○を選択



保険収載の廃止

該当する場合、リストから○を選択



新規特定保険医療材料等に係る点数

該当する場合、リストから○を選択



その他(1~5のいずれも該当しない)

該当する場合、リストから○を選択

「6

提案される医療技術の概要(200字以内)

その他」を選んだ場合、右欄に記載

Rh(D)血液型は,不適合輸血を防ぐために行われる重要な血液検査であり,抗D試薬を用いて患者血球の抗原の有無を調べる。対象として同
時にRhコントロールを用いて検査し直後判定が陰性であることを確認し、擬陽性反応に起因する誤判定を防止する。

文字数: 118

再評価が必要な理由

「血液型検査(血液系検査)ガイドライン改訂第4版」にも記載されているとおり,抗D試薬を用いて患者血球のD抗原の有無を調べる。全自動輸
血検査装置を用いると結果入力や転記の誤りが予防でき、輸血管理システムを用いると検査結果登録・履歴照合ができ有効であるため、全自動輸
血検査装置と輸血システムを導入する施設が多くなってきている。コスト調査を行った結果、コストが検査点数を大きく上回る結果となっため、
現状に見合う適正な診療報酬が必要である。

【評価項目】

①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)

日本臨床検査医学会と日本臨床衛生検査技師会合同で2022年にコスト調査を実施した(コスト算定調査期間2021年1月1日~12月31日)。その結
果、104施設から回答が得られ、Rh(D)血液型のコストの中央値は711円であった(資料3/3)。以上の結果から、Rh(D)血液型の点数を
71点に増点するよう再評価を要望する。

②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項

・術前検査等で検査を実施し、輸血を伴わない患者
・血液を用いてRh(D)血液型を検査する
・なし


診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)

011

2

医療技術名

Rh(D)血液型
治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予 なし
後等のアウトカム

③再評価の根
拠・有効性
ガイドライン等での位置づけ

輸血療法の実施に関する指針 平成17年9月(令和2年3月一部改正) 2022年、厚生労労働
ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載す
省医薬・生活衛生局血液対策課。Rh(D)血液型は抗D血清を用い、Rhコントロール
る。)
を同時に検査する。

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