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提案書20(3802頁~4000頁) (160 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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医療技術評価提案書(保険既収載技術用)
整理番号

731214

※事務処理用

提案される医療技術名
申請団体名

不規則抗体
日本臨床検査医学会
01内科

主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科

13外科
関連する診療科(2つまで)
25産婦人科・産科

提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無



過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する

提案当時の医療技術名

令和4年度

不規則抗体同定検査



追加のエビデンスの有無



診療報酬区分
診療報酬番号

再評価区分(複数選択可)

011

4

1-A

算定要件の見直し(適応)

該当する場合、リストから○を選択

1-B

算定要件の見直し(施設基準)

該当する場合、リストから○を選択

1-C

算定要件の見直し(回数制限)

該当する場合、リストから○を選択

2-A

点数の見直し(増点)



2-B

点数の見直し(減点)

該当する場合、リストから○を選択



項目設定の見直し

該当する場合、リストから○を選択



保険収載の廃止

該当する場合、リストから○を選択



新規特定保険医療材料等に係る点数

該当する場合、リストから○を選択



その他(1~5のいずれも該当しない)

該当する場合、リストから○を選択

「6

提案される医療技術の概要(200字以内)

その他」を選んだ場合、右欄に記載

不規則抗体検査はABO血液型以外の血液型にみられる抗体のこと。不規則抗体検査は交差適合試験と比べ、検出感度及び信頼性の点で優れてお
り、不規則抗体の中に輸血副作用を起こすものがあるため術前検査、輸血前検査として実施される。スクリーニング検査が陽性だと同定検査へと
進み、不規則抗体の型特異性が決定されれば、輸血用血液製剤発注にあたり、その抗体に反応する抗原を持たない適合する製剤を依頼できる。

文字数: 194

再評価が必要な理由

不規則抗体のコスト調査(スクリーニング検査のみ)を行った結果、コストが検査点数を上回る結果となっため、現状に見合う適正な診療報酬が
必要である。

【評価項目】

①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)

日本臨床検査医学会と日本臨床衛生検査技師会合同で2020年にコスト調査を実施した(コスト算定調査期間2019年1月1日~12月31日)。その結
果、69施設から回答が得られ、不規則抗体のコスト(スクリーニング検査のみ)の中央値は1852円であった(資料3/3)。以上の結果から、不規
則抗体の点数を185点に増点するよう再評価を要望する。

②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項

・手術予定の患者
・血液を用いて不規則抗体を検査する
・輸血歴又は妊娠歴のある患者に対し、第2章第 10 部手術第7款の各区分に掲げる胸部手術、同部第8款の各区分に掲げる心・脈管手術、同部
第9款の各区分に掲げる腹部手術又は区分番号「K877」子宮全摘術、「K879」子宮悪性腫瘍手術、「K889」子宮附属器悪性腫瘍手術
(両側)、「K898」帝王切開術若しくは「K912」異所性妊娠手術が行われた場合に、手術の当日に算定する。


診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)

011

4

医療技術名

不規則抗体
治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予 なし
後等のアウトカム

③再評価の根
拠・有効性
ガイドライン等での位置づけ

赤血球型検査(赤血球系検査)ガイドライン(改訂4版)2022年。交差適合試験と比べ、検
ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載す
出感度及び信頼性の点で優れており、可能な限り、不規則抗体スクリーニングは交差適合
る。)
試験に先立って実施すべきと記載されている。

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