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資料5 避難確保計画の作成・活用の手引き(改定案) (58 ページ)

公開元URL https://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/koreisha_hinan_follow-up/index.html
出典情報 令和3年度高齢者施設等の避難確保に関する検討会(フォーロアップ会議)(第2回 2/24)《国土交通省・厚生労働省》
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第10章 タイムライン作成参考資料
(1) タイムライン作成の意義
タイムラインは、情報収集や情報伝達、体制確立、装備品等の準備、避難誘導の実施な
どの防災行動を時系列で考え表形式等により事前に整理しておくものです。タイムラインを
作成することは、施設職員や施設利用者、地域住民等の避難支援協力者が、自身がとる避
難支援行動を時系列的に把握し理解するための一助となるものです。
(2) タイムライン作成にあたっての留意点
タイムラインの作成にあたっては、避難行動における留意点や課題について新たな“気づ
き”を得るため、多くの施設職員等が参加して作成することが望ましいといえます。
タイムラインは、災害のパターンや避難先、日中や夜間といった避難する時間帯、施設の
特性などに応じて、複数のケースのものを作成しておくことが必要です。作成したタイムライ
ンは、避難確保計画とともに、平時から施設職員や避難支援協力者等に訓練や防災教育を
通じて共有しましょう。
また、タイムラインで想定していない事態になった場合にも、適切な判断と対応によりリカ
バリーすることができるようにしておくことが重要ですので、避難訓練を重ねて、災害対応力
を高めていくことが重要です。
以下にタイムラインのひな型を掲載しますので、参考にしてください。

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