よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1 人口減少・サービス需要の変化に応じたサービス提供体制の構築等 (55 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65728.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第128回 11/10)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

離島等相当サービスの事例(西海市江島、平島)※通所介護事業所
◎事業所の概要

友住港
瀬⼾港

20分

平島港

48分

江島港

1時間

令和7年7月28日

資料3-1

(⻑崎県提供)

【離島等相当サービス開始に至った経緯】
 看護師および機能訓練指導員の確保が困難であったた
め、人員基準を緩和。

崎⼾港

友住港

社会保障審議会介護保険部会
(第123回)

崎⼾港

毎週、月・水・金に1日1往復運航


江島(えのしま)人口:86人 高齢化率:61.6%
 江島デイサービスセンター(離島等相当サービス)
 利用者 1名
 職員数 2名


平島(ひらしま)人口:103人 高齢化率:75.7%
 平島デイサービスセンター(離島等相当サービス)
 利用者 3名
 職員数 3名
【施設の概要(江島・平島)】
 事業者:西海市社会福祉協議会
 利用時間:9:45~16:00
 利用内容:食事・レクレーション・入浴
※⼈⼝、⾼齢化率はR6保険者への県調査による

【離島等相当サービス実施の影響】
 看護師不在の状況ではあるが、両島とも医師1名・看護
師1名配置の診療所が近隣(約200m)に所在しており、
利用者に異変があった場合には医療対応が可能な体制
を整えている。また、機能訓練については、専門的な運動
療法の提供が難しいものの、レクレーション活動を通じて
身体機能の維持・向上を図る取り組みを行っている。
 島内で介護サービスを利用できること、また、地域に精
通し、身近な存在である職員が介護サービスを提供する
ことから、島民は住み慣れた環境の中で安心してサービ
スを受けることができている。
【課題】
 介護サービスの需要が限られていることから、介護事業
単独での採算確保が困難なため、他事業も併せて展開し
ているが、経営は厳しい状況である。
・市支出(建物の指定管理委託)
(年 江島:3,900千円 平島:3,600千円)
・通所型サービスA
・配食事業
 現在、在籍している職員も60代~70代と高齢化してお
り、次の担い手確保が喫緊の課題となっている。
54
54