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08参考資料1 ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンファクトシート追補版 (48 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63875.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第31回 9/25)《厚生労働省》
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第 6 章 諸外国の導入状況

図 13 各国の HPV ワクチンの国の予防接種スケジュール(National Immunisation Program
(NIP)
)への導入状況(87)
https://www.who.int/teams/immunization-vaccines-and-biologicals/diseases/humanpapillomavirus-vaccines-(HPV)/hpv-clearing-house/hpv-dashboard
HPV ワクチンは 2006 年に初めて承認され、2024 年 1 月時点において、WHO 加盟国 194
か国のうち、国の予防接種プログラムに HPV ワクチンが導入されている国は 137 か国
(71%)
、部分的導入が 4 か国と経年的に増加傾向にある(未導入 53 か国)(87)。欧州連合
EU/EEA では 2018 年をもってすべての国において HPV ワクチンが国の予防接種プログラ
ムに導入された(88, 89)。
また、導入国のうち 59 か国(43%)において性別を問わず男性も接種対象とする genderneutral vaccination が開始されている(87)。
WHO は 2020 年に Global Strategy for cervical cancer elimination を採択した。この計画
において、2030 年までに 15 歳までの女性の HPV ワクチン接種完遂率を 90%、35 歳まで
に 1 回、そして 45 歳までにもう一回の子宮頸がん検診受診率を 70%、前がん病変および侵
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