がん対策推進基本計画 中間評価報告書(第4期)<令和8年7月> (102 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000183313.html |
| 出典情報 | がん対策推進基本計画 中間評価報告書(7/10)《厚生労働省》 |
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している。また、小児がん拠点病院等の現況報告書で要件充足状況を確認し、状
況を把握していくこととしている。
令和8年2月にAYA世代がん患者の治療と暮らしを支えるための各種支援
制度や相談窓口等をまとめたパンフレット「がんの治療と暮らしを支える制度
ガイド」を作成し、国のウェブサイトで公表している。
令和5年度から令和7年度の厚生労働科学研究「小児がん拠点病院等及び成
人診療科との連携による長期フォローアップ体制の構築のための研究」におい
て、令和6年度までに小児がん経験者のデータを系統的かつ一元的に集積する
ための全国規模の情報インフラである長期フォローアップセンターを構築し、
日本小児がん研究グループ(JCCG)大規模観察研究における一次調査データ
の結果をもとに前向き観察研究を計画した。研究結果を踏まえて、令和8年度に
改定を予定している「小児がん拠点病院等の整備に関する指針」の改定に向けて
議論していくこととしている。
(がん対策推進協議会として関係学会・団体等と連携してさらに推進が必要と
考える事項)
AYA世代の「治療開始前に、就労継続について説明を受けたがん患者の割合」
が 57.7%であり、割合としては6割に満たない。そのため、診断時に仕事に関
する状況や不安等を把握したうえで、早期から両立支援につなぐことができる
体制整備が求められる。
小児がん・AYAがん患者の長期フォローアップは重要な課題であり、医療者
側の認識度向上が求められる。小児・AYA世代のがんの長期フォローアップ体
制整備事業等で更なる周知が必要である。
再発や二次がん・晩期合併症の早期発見につなげるためには、長期フォローア
ップの重要性について、診断時・治療中からの継続的な情報提供が重要であるこ
とから、情報提供の在り方について検討が必要である。
AYA世代がん患者が適切に支援制度やサービス等を利用できるよう、拠点
病院等や関係団体等とともに「がんの治療と暮らしを支える制度ガイド」等を活
用した周知を推進する必要がある。
「小児がん患者とその家族が安心して適切な医療や支援を受けられるような
環境の整備」を目指して小児がん拠点病院等が整備されているが、その整備に関
する指針の次期改定に向け、令和7年度末から「小児がん拠点病院等の指定要件
に関するワーキンググループ」にて議論が開始された。本中間評価を受けて、長
期フォローアップ等の課題については、本ワーキンググループにおいて関係学
会等と連携しながら検討を進めていく必要がある。
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