よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


医療機関におけるこども等の性被害の実態等に関する調査研究 報告書(本文) (32 ページ)

公開元URL https://www.cfa.go.jp/resources/research/other/iryocyosa
出典情報 医療機関におけるこども等の性被害の実態等に関する調査研究(4/28)《こども家庭庁》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

3-3(4)医療機関における性被害の防止のために必要な事項
ヒアリング調査項目の「⑤再発防止策等(事案後の対応)
」に沿って聴収した内容は、以下のと
おりである。
性被害防止のために必要な事項については、
「不適切な行為は必ず発覚し、処分対象となること
を明確に示す」ための職員研修や、学生時代からの「倫理観及び行ってはならない行為」に関す
る教育等、医療従事者に対する倫理的教育機会の充実を求める回答が複数の医療機関から見受け
られた。
また、病院A及び病院Bからは、公的なガイドラインの策定を求める意見があった。
さらに、病院 B では採用段階で過去の性犯罪歴等がわかると良いという意見が挙げられた。

医療機関名

回答(抜粋・要約)

病院 A

<性被害防止のために必要な事項>


研修等を通じて不適切な行為は必ず発覚し、処分対象となることを明確に示すとと
もに、職員に対して定期的な意識づけを行い、認識を徹底することが重要だと考え
ている。

<支援制度・行政への提案>


医療従事者が患者に対して適切に対応するための具体的な事例を示してほしい。こ
うした情報は不足しており、本事案についても院内で発生したことから、対応が十
分でなかった部分があった可能性がある。特に、被害患者へのケアについては、適切
な対応を判断することが難しい場合が多いため、望ましい対応を示す具体的な事例
を提供することが求められる。



被害患者へのケアについては、第三者的立場のものが介入し、支援を行う体制が望
ましい。

病院 B

<性被害防止のために必要な事項>
※回答を得られなかったため、記載を省略している。

<支援制度・行政への提案>


性被害行為等は被害者が申告しづらく、医療機関としても体制構築が難しい。全国
的なガイドラインや指針が示されていると体制構築の参考になる。その際には、疑
われた医療従事者を保護することも踏まえて欲しい。



今回の事案では採用時点で気づくことができなかった点を要因と考えており、医療
従事者の処分状況等を事前に把握できていれば良かったと感じた。医療従事者の処
分状況等が情報として共有されていると参考になる。なお、情報共有に当たり社会
的コンセンサスを得ることが難しいことも感じている。

32