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医療機関におけるこども等の性被害の実態等に関する調査研究 報告書(本文) (13 ページ)

公開元URL https://www.cfa.go.jp/resources/research/other/iryocyosa
出典情報 医療機関におけるこども等の性被害の実態等に関する調査研究(4/28)《こども家庭庁》
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2-3(2)支援団体等に寄せられた医療機関における性被害の状況
ヒアリング調査項目の「③医療機関で発生した性被害の具体的状況」に沿って聴収した内容は、
以下のとおりである。なお、聴収した内容は支援団体等が相談者から得られた情報に基づくもの
であり、事例の特定を防ぐため、聴収先団体名の記載は一部省略している。
支援団体等に寄せられた医療機関における性被害事案については、いずれも加害者が「男性」
であり、複数の事案で「診療行為」と称して「性的わいせつ行為」が行われていたことが確認さ
れた。なお、加害者の所属診療科は、
「精神科」や「内科」等、複数の診療科が認められた。
発生場所は院内外に及び、
「休日/診療時間外」等、他の職員の目が届きにくい場所及び時間帯
に発生した事案が複数見受けられた。
被害者についてはいずれも「女性」患者であり、成人と未成年が半数程度であった。
相談者が支援団体等の支援に至る経緯としては、医療機関、警察、保護者等へ相談したが十分
な対応につながらず、最終的に支援団体等へ相談した事案が複数確認された。
支援内容としては、複数の団体において「警察への相談を提案」しており、被害者等の意向に
応じて「心理的支援」等が実施されていた。
加害者の処分状況については、複数の事案で有罪判決が下されていた一方で、被害者又は保護
者の意向等により支援に至らず、処分に至らない事例も認められた。3 例目では、警察に訴えた
場合、診療を継続してもらう医師がいなくなる可能性があるとの懸念が被害家族から示され、警
察に相談できないという回答が確認された。
<1 例目>
被害概要

医師が、院内において複数回にわたり、女性入院患者に対して性的わいせつ行為に及んだ。

行為種類

性的わいせつ行為、ポルノ撮影

発生場所

病院内

発生時間帯

※不明

加害者

人数

1名

性別

男性

年齢層

職種

医師(勤務医)

※不明

所属診療科

精神科

人数

1名

年齢層

成人(30 代)

性別

女性

患者種別

入院

被害者

支援に至る経緯
支援内容

同院内の相談窓口及び警察に相談したものの十分な対応を受けられなかったため、司法機関
を通じて支援団体等に相談した。
被害者本人の希望により、警察及び転院先医療機関への同行支援が実施された。
加害者

告訴中

被害者

転院先においてカウンセリングを実施中

結果

13