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2025-08-13 匿名医療保険等関連情報データベース(NDB)を用いた救急医療管理加算の現状分析 (99 ページ)

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出典情報 匿名医療保険等関連情報データベース(NDB)を用いた救急医療管理加算の現状分析(8/13)《日本医師会総合政策研究機構》
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・救急医療管理加算 2 の患者件数はいずれの病床数でも増加しており、200~400 床未
満の増加幅がもっとも大きかった(図表 2.7.3-3)

・救急医療管理加算(1,2)の患者件数に占める救急医療管理加算 1 患者件数の割合
は、いずれも大幅な減少となっているが 400 床以上の方が減少幅が小さかった(図表
2.7.3-4)

・1 患者件数あたりの救急医療管理加算 1 の算定回数はいずれも減少したが、救急医
療管理加算 2 はいずれも増加していた(図表 2.7.3-6~2.7.3-7)


(4) 都道府県別
・救急医療管理加算 1 の患者件数が増加したのは 7 県(茨城県、新潟県、富山県、岐
阜県、愛知県、三重県、沖縄県)のみであったが、救急医療管理加算 2 は 46 都道府
県で増加しており減少したのは岩手県のみであった(図表 2.7.4-2~2.7.4-3)

・救急医療管理加算(1,2)の患者件数に占める救急医療管理加算 1 の割合は全ての
都道府県で減少しており、秋田県(-4.5 ポイント)の減少幅がもっとも小さく、福井
県(-60.3 ポイント)の減少幅がもっとも大きかった(図表 2.7.4-4)

・1 患者件数あたりの救急医療管理加算 1 の算定回数は 40 道府県で減少となっていた
が、救急医療管理加算 2 で減少したのは 3 府県(茨城県、滋賀県、大阪府)のみであ
った(図表 2.7.4-6~2.7.4-7)。
・救急医療管理加算(1,2)を算定しているうち、救急医療管理加算 1 を算定してい
る割合の変動をみると、東高西低の傾向がみられた(図表 2.7.4-11)

(5)地方厚生局別
・救急医療管理加算 1 の患者件数は東海北陸のみ増加し、中国四国の減少幅がもっと
も大きかった(図表 2.7.5-2)。
・救急医療管理加算 2 の患者件数は全ての地方厚生局で増えており、東海北陸での増
加幅がもっとも大きかった(図表 2.7.5-3)

・救急医療管理加算(1,2)の患者件数に占める救急医療管理加算 1 の割合推移は、
全ての地方厚生局で減少しており、中国四国の減少幅がもっとも大きく、東北での減
少幅がもっとも小さかった。近畿より西の地域では 30 ポイント以上の大幅な減少が
確認された(図表 2.7.5-4)。

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