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2025-08-13 匿名医療保険等関連情報データベース(NDB)を用いた救急医療管理加算の現状分析 (21 ページ)

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出典情報 匿名医療保険等関連情報データベース(NDB)を用いた救急医療管理加算の現状分析(8/13)《日本医師会総合政策研究機構》
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(2)1 患者件数あたりの算定回数
救急医療管理加算は、緊急に入院を必要とする重篤患者に対して救急医療が行われ
た場合に、入院した日から起算して 7 日間の算定が可能となっているため 1 患者件数
あたりの算定回数を年齢階級別にみた。
1 患者件数あたりの算定回数は、6 歳以上は年齢階級が上がるに伴い算定回数も増
加傾向にあった(図表 2.6.2-5)。
図表 2.6.2-5 年齢階級別 1 患者件数あたりの算定回数(算定回数/患者件数)
(2022 年 10 月)
算定回数
/患者件数

0~6歳未満

6~15歳未満

15~65歳未


65~75歳未


75~85歳未


救医1

3.53

3.34

4.49

4.83

4.95

5.04

4.85

救医2

3.72

3.35

4.91

5.30

5.39

5.50

5.27

救医(1,2)

3.66

3.35

4.71

5.07

5.17

5.26

5.07

85歳以上

全体

2.6.3. 一般病床数規模別

(1)件数と割合
一般病床数規模別に患者件数をみると、救急医療管理加算 1、2 ともに 200~400 床
未満での算定がもっとも多く、3 割以上を占めた(図表 2.6.3-1~2.6.3-3)

1~400 床未満では救急医療管理加算 2 の算定割合の方が高いが、400 床以上になる
と救急医療管理加算 1 の割合の方が高かった。100 床以上では病床数の増加に伴い、
救急医療管理加算 1 の算定割合が高くなっていた(図表 2.6.3-4)


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