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2025-08-13 匿名医療保険等関連情報データベース(NDB)を用いた救急医療管理加算の現状分析 (95 ページ)
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出典情報 | 匿名医療保険等関連情報データベース(NDB)を用いた救急医療管理加算の現状分析(8/13)《日本医師会総合政策研究機構》 |
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・救急医療管理加算(1,2)の患者件数に占める救急医療管理加算 1 の割合は秋田県
(72.4%)
、岐阜県(69.9%)で高い一方、島根県(26.5 %)
、山口県(26.8%)、福井
県(27.3%)においては 3 割に満たなかった(図表 2.6.4-14)
。
(5) 地方厚生局別
・10 万人口あたり救急医療管理加算 1 の患者件数は 143.7(東海北陸)~88.3(九州)、
救急医療管理加算 2 は 157.2(中国四国)~102.9(東海北陸)となっていた(図表
2.6.5-1)
。
・1 患者件数あたりの救急医療管理加算 1 の算定回数は 4.99(東海北陸)~4.64(九
州)、救急医療管理加算 2 は 5.37(東北)~5.17(北海道)となっていた(図表 2.6.52)。
・救急搬送人員に占める救急医療管理加算 1 の患者件数割合は 36.8%(東海北陸) ~
21.6%(九州)
、救急医療管理加算 2 は 37.8%(中国四国)~26.4%(関東信越および
東海北陸)であった(図表 2.6.5-2)。
・救急医療管理加算(1,2)の患者件数に占める救急医療管理加算 1 患者件数の割合
は東海北陸(58.3%)がもっとも高く、中国四国(37.5%)がもっとも低かった。近
畿より西の地方厚生局においては救急医療管理加算 2 の算定割合の方が高かった(図
表 2.6.5-3)。
3.1.2.
救急医療管理加算算定時のア~シ状態別
(1)全体
・救急医療管理加算 1、2 を算定する際に、ア~シ(シは救急医療管理加算 2 のみ)
のどの状態で算定しているかをみたところ、救急医療管理加算 1 は「ケ 緊急手術、
緊急カテーテル治療・検査又は t-PA 療法を必要とする状態」(24.4%)がもっとも多
く、救急医療管理加算 2 は「シ その他の重篤な状態」が 6 割以上を占めた(図表
2.6.6-2、2.6.6-3)。
・救急医療管理加算 1 の 1 患者件数あたり算定回数は「コ 消化器疾患で緊急処置を必
要とする重篤な状態」
(5.37 回)がもっとも多く、
「サ 蘇生術を必要とする重篤な状
態」(1.46 回)がもっとも少なった(図表 2.6.6-5)。
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(72.4%)
、岐阜県(69.9%)で高い一方、島根県(26.5 %)
、山口県(26.8%)、福井
県(27.3%)においては 3 割に満たなかった(図表 2.6.4-14)
。
(5) 地方厚生局別
・10 万人口あたり救急医療管理加算 1 の患者件数は 143.7(東海北陸)~88.3(九州)、
救急医療管理加算 2 は 157.2(中国四国)~102.9(東海北陸)となっていた(図表
2.6.5-1)
。
・1 患者件数あたりの救急医療管理加算 1 の算定回数は 4.99(東海北陸)~4.64(九
州)、救急医療管理加算 2 は 5.37(東北)~5.17(北海道)となっていた(図表 2.6.52)。
・救急搬送人員に占める救急医療管理加算 1 の患者件数割合は 36.8%(東海北陸) ~
21.6%(九州)
、救急医療管理加算 2 は 37.8%(中国四国)~26.4%(関東信越および
東海北陸)であった(図表 2.6.5-2)。
・救急医療管理加算(1,2)の患者件数に占める救急医療管理加算 1 患者件数の割合
は東海北陸(58.3%)がもっとも高く、中国四国(37.5%)がもっとも低かった。近
畿より西の地方厚生局においては救急医療管理加算 2 の算定割合の方が高かった(図
表 2.6.5-3)。
3.1.2.
救急医療管理加算算定時のア~シ状態別
(1)全体
・救急医療管理加算 1、2 を算定する際に、ア~シ(シは救急医療管理加算 2 のみ)
のどの状態で算定しているかをみたところ、救急医療管理加算 1 は「ケ 緊急手術、
緊急カテーテル治療・検査又は t-PA 療法を必要とする状態」(24.4%)がもっとも多
く、救急医療管理加算 2 は「シ その他の重篤な状態」が 6 割以上を占めた(図表
2.6.6-2、2.6.6-3)。
・救急医療管理加算 1 の 1 患者件数あたり算定回数は「コ 消化器疾患で緊急処置を必
要とする重篤な状態」
(5.37 回)がもっとも多く、
「サ 蘇生術を必要とする重篤な状
態」(1.46 回)がもっとも少なった(図表 2.6.6-5)。
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