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2025-08-13 匿名医療保険等関連情報データベース(NDB)を用いた救急医療管理加算の現状分析 (5 ページ)

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出典情報 匿名医療保険等関連情報データベース(NDB)を用いた救急医療管理加算の現状分析(8/13)《日本医師会総合政策研究機構》
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レセプトデータ約 290 億 2,200 万件(平成 21 年度~令和 6 年度診療分)および特定
健診・特定保健指導データ約 4 億 4,500 万件(平成 20 年度~令和 6 年度実施分)、死
亡情報(2023 年度提出分)約 115 万件2を格納している悉皆性の高いデータベースで
ある。

1.3.

NDBデータの構成

高確法に基づき個人が特定できないようレセプト等に含まれる患者氏名、住所、被
保険者証の記号・番号、生年月日の日の情報はデータベースに格納される際に削除さ
れ、匿名化した形でデータ収集がされているが、ハッシュ値を個人 ID としてデータ
に付与しているため名寄せは可能となっている。

1.4.

対象データ

提供対象となるデータは図表 1.4-1 のとおりである。医療機関コード、コメント情
報や未コード化傷病名のテキスト情報の提供は不可となっている。
地域ごとのデータを申請する際は、令和 4 年 3 月診療分以降は患者の居住地(郵便
番号、市町村コード)についても提供可能となったが、それ以前は医療機関所在地の
みとなり二次医療圏、市区町村単位でのデータ提供を求める場合は申出者側で割り付
け表を用意する必要がある。DPC レセプトの包括評価項目の場合は、一部の基本診療
料等を除きコーディングデータ情報を用いて得ることが可能である。

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第 29 回 匿名医療情報等の提供に関する専門委員会
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001502020.pdf

匿名医療保険等関連情報の第三者提供の現状について(報告)

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