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2025-08-13 匿名医療保険等関連情報データベース(NDB)を用いた救急医療管理加算の現状分析 (49 ページ)

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出典情報 匿名医療保険等関連情報データベース(NDB)を用いた救急医療管理加算の現状分析(8/13)《日本医師会総合政策研究機構》
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一般病床規模別に救急医療管理加算 2 算定時のア~シを算定した患者件数の割合は
「シ その他の重症な状態」がもっとも多いが、病床数が多い方が割合が高い傾向に
あった(図表 2.6.6-16)。

救急医療管理加算 1 の 1 患者件数あたり算定回数はいずれも「サ 蘇生術を必要とす
る重篤な状態」がもっとも少なく、200 床以上は「コ 消化器疾患で緊急処置を必要と
する重篤な状態」がもっとも多かった。
「イ 意識障害又は昏睡」は病床数が多くなるに伴い算定回数が少なく、
「ウ 呼吸
不全又は心不全で重篤な状態」 および「ク 外傷、破傷風等で重篤な状態」 は病床
数が少ない方が算定回数が多かった。また、600 床以上では他の病床規模とくらべて
「サ 蘇生術を必要とする重篤な状態」はもっとも算定回数が多かったが「イ 意識障
害又は昏睡」
、「ウ 呼吸不全又は心不全で重篤な状態」

「エ 急性薬物中毒またはキ 広
範囲熱傷、顔面熱傷又は気道熱傷」
、「カ 重篤な代謝障害」
、「ク 外傷、破傷風等で重
篤な状態」
、「ケ 緊急手術、緊急カテーテル治療・検査又は t-PA 療法を必要とする状
態」の算定回数はもっとも少なかった(図表 2.6.6-17)

救急医療管理加算 2 の 1 患者件数あたり算定回数はいずれの病床規模も「エ・キ・
サ 急性薬物中毒又は広範囲熱傷、顔面熱傷又は気道熱傷又は蘇生術を必要とする重
篤な状態」がもっとも少なかった(図表 2.6.6-18)
図表 2.6.6-13 一般病床数規模別 救急医療管理加算 1 を算定した際に、ア~サを
算定した患者件数(重複算定あり)
(2022 年 10 月)






救医1

吐血、喀血又は
重篤な脱水で全
身状態不良

意識障害又は
昏睡

1~20床未満

-

-

20~50床未満

115



呼吸不全





急性薬物中毒

ショック

-

76

-

105

176

-



代謝障害

13



広範囲熱傷、
顔面熱傷又は
気道熱傷







緊急手術、緊急
カテーテル治療・ 消化器疾患で緊
蘇生術を必要と
外傷、破傷風等 検査又はt- 急処置を必要と
する重篤な状態
PA療法を必要 する重篤な状態
とする状態

14

-

23

-

25

96

-

152

-

12

50~100床未満

1,268

875

1,319

11

103

185

-

206

743

103

91

100~200床未満

4,653

2,906

4,336

38

291

1,055

-

815

3,122

584

318

200~400床未満

9,938

6,747

10,771

150

1,049

3,103

17

1,958

10,428

1,893

625

400~600床未満

7,991

6,403

9,417

318

1,166

3,067

31

1,660

11,654

1,643

398

600床以上

5,122

4,453

6,276

365

974

2,091

38

1,562

9,545

1,197

179

886

3,599

9,550

92

6,235

不明・該当なし
全体

-

-

29,132

21,601

66
32,437

-

-

12

※10 未満または片方から数値を推察される場合は「-」表記

46

-

-

14
35,754

-

-

5,432

1,627