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2025-08-13 匿名医療保険等関連情報データベース(NDB)を用いた救急医療管理加算の現状分析 (17 ページ)
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出典情報 | 匿名医療保険等関連情報データベース(NDB)を用いた救急医療管理加算の現状分析(8/13)《日本医師会総合政策研究機構》 |
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2.6.
救急医療管理加算の現状
救急医療管理加算は、緊急に入院を必要とする重篤患者に対して救急医療が行われ
た場合に、入院した日から起算して 7 日に限り算定が可能である。
2014 年度の診療報酬改定から救急医療管理加算の区分が、従来の救急医療管理加
算から救急医療管理加算 1 と救急医療管理加算 2 の区分に分けられた。
今回分析を行った 2022 年度の診療報酬改定では、救急医療管理加算 1 の対象は以
下のア~サのいずれかの状態で医師が診察等の結果緊急に入院が必要と認めた場合に、
救急医療管理加算 2 の対象はア~サに準ずる状態またはシ(その他の重症な状態)の
状態で医師が診察等の結果、緊急に入院が必要と認めた場合に算定が可能である。
提供された NDB データは年齢階級、一般病床規模、地域別で数値が若干異なって
いる。異なっている理由は、例えば同月で同じ患者が転院した際に最初の医療機関で
カウント、転院先の医療機関でもカウントされているケースがある。これは集計表に
よる NDB 申請では同一患者を別レセプトと比較して、どちらかのみをカウントする
対応ができないためである。
ア:吐血、喀血又は重篤な脱水で全身状態不良の状態
イ:意識障害又は昏睡
ウ:呼吸不全又は心不全で重篤な状態
エ:急性薬物中毒
オ:ショック
カ:重篤な代謝障害
キ:広範囲熱傷、顔面熱傷又は気道熱傷
ク:外傷、破傷風等で重篤な状態
ケ:緊急手術、緊急カテーテル治療・検査又は t-PA 療法を必要とする状態
コ:消化器疾患で緊急処置を必要とする重篤な状態
サ:蘇生術を必要とする重篤な状態
シ:その他の重症な状態
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救急医療管理加算の現状
救急医療管理加算は、緊急に入院を必要とする重篤患者に対して救急医療が行われ
た場合に、入院した日から起算して 7 日に限り算定が可能である。
2014 年度の診療報酬改定から救急医療管理加算の区分が、従来の救急医療管理加
算から救急医療管理加算 1 と救急医療管理加算 2 の区分に分けられた。
今回分析を行った 2022 年度の診療報酬改定では、救急医療管理加算 1 の対象は以
下のア~サのいずれかの状態で医師が診察等の結果緊急に入院が必要と認めた場合に、
救急医療管理加算 2 の対象はア~サに準ずる状態またはシ(その他の重症な状態)の
状態で医師が診察等の結果、緊急に入院が必要と認めた場合に算定が可能である。
提供された NDB データは年齢階級、一般病床規模、地域別で数値が若干異なって
いる。異なっている理由は、例えば同月で同じ患者が転院した際に最初の医療機関で
カウント、転院先の医療機関でもカウントされているケースがある。これは集計表に
よる NDB 申請では同一患者を別レセプトと比較して、どちらかのみをカウントする
対応ができないためである。
ア:吐血、喀血又は重篤な脱水で全身状態不良の状態
イ:意識障害又は昏睡
ウ:呼吸不全又は心不全で重篤な状態
エ:急性薬物中毒
オ:ショック
カ:重篤な代謝障害
キ:広範囲熱傷、顔面熱傷又は気道熱傷
ク:外傷、破傷風等で重篤な状態
ケ:緊急手術、緊急カテーテル治療・検査又は t-PA 療法を必要とする状態
コ:消化器疾患で緊急処置を必要とする重篤な状態
サ:蘇生術を必要とする重篤な状態
シ:その他の重症な状態
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