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2025-08-13 匿名医療保険等関連情報データベース(NDB)を用いた救急医療管理加算の現状分析 (11 ページ)
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出典情報 | 匿名医療保険等関連情報データベース(NDB)を用いた救急医療管理加算の現状分析(8/13)《日本医師会総合政策研究機構》 |
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1.9.
結果通知
有識者会議で審査が行われ、以下の 5 つの区分で結果が通知される。
無条件承諾:特段の要望なく提供される
意見付承諾:申出書類の一部に懸念を認めるものの、申出内容や抽出条件、 セキュ
リティ要件に特段の不備はなく、注意喚起のみで提供が可能
条件付承諾:申出内容の修正を行い、条件が満たされれば提供が可能。 修正された
書類について、事務局において提供可否を判断する。 専門委員会には
条件変更について事後報告を行う
審 査 継 続 :申出内容に看過できない不備が疑われるため修正された内容について
専門委員会において審査を継続
不 承 諾 :申出内容に看過できない不備があり、このままでは提供不可能
2. NDB を用いた救急医療体制の現状分析
2.1.
目的
高齢化が急速に進む中、救急医療体制の維持は非常に重要な課題となっている。レ
セプト情報のため限界はあるものの、NDB を用いて各地の救急医療体制の現状を俯
瞰し、今後の更なる高齢化社会に向け、救急医療体制をどのようにしていくべきかの
基礎検討資料とすることを目的とする。
2.2.
救急医療の現状
救急自動車による出動件数は、年々増加の一途をたどる。総務省消防庁より発表さ
れた令和 6 年中の救急自動車による出動件数は 771 万 7,123 件、搬送人員 676 万 4,838
人は過去最多となった(図表 2.2-1)
。
事故種別の搬送人員の推移をみると令和 6 年は急病が 67.4%を占め、その割合は漸
増傾向にある。年齢区分別の搬送人員の推移をみると、令和 6 年は高齢者(65 歳以上)
が 63.3%を占め、その割合は漸増傾向にある(図表 2.2-2)
。
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結果通知
有識者会議で審査が行われ、以下の 5 つの区分で結果が通知される。
無条件承諾:特段の要望なく提供される
意見付承諾:申出書類の一部に懸念を認めるものの、申出内容や抽出条件、 セキュ
リティ要件に特段の不備はなく、注意喚起のみで提供が可能
条件付承諾:申出内容の修正を行い、条件が満たされれば提供が可能。 修正された
書類について、事務局において提供可否を判断する。 専門委員会には
条件変更について事後報告を行う
審 査 継 続 :申出内容に看過できない不備が疑われるため修正された内容について
専門委員会において審査を継続
不 承 諾 :申出内容に看過できない不備があり、このままでは提供不可能
2. NDB を用いた救急医療体制の現状分析
2.1.
目的
高齢化が急速に進む中、救急医療体制の維持は非常に重要な課題となっている。レ
セプト情報のため限界はあるものの、NDB を用いて各地の救急医療体制の現状を俯
瞰し、今後の更なる高齢化社会に向け、救急医療体制をどのようにしていくべきかの
基礎検討資料とすることを目的とする。
2.2.
救急医療の現状
救急自動車による出動件数は、年々増加の一途をたどる。総務省消防庁より発表さ
れた令和 6 年中の救急自動車による出動件数は 771 万 7,123 件、搬送人員 676 万 4,838
人は過去最多となった(図表 2.2-1)
。
事故種別の搬送人員の推移をみると令和 6 年は急病が 67.4%を占め、その割合は漸
増傾向にある。年齢区分別の搬送人員の推移をみると、令和 6 年は高齢者(65 歳以上)
が 63.3%を占め、その割合は漸増傾向にある(図表 2.2-2)
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