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資料2‐2 令和6年度 業務実績概要説明資料 (38 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》
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評価項目No.1-3

医療の提供に関する事項

②医療の質の向上(QM)に向けた取り組みの推進<評価書P96>

④より安全な医療体制の提供

○医療の質や機能の向上を図る観点から、がん医療に係る臨床評価指標を用いた医療
の質(QA/QC)50項目を毎月評価・分析の上、改善のための対策を講じ、質向上
に向けた改善を図っている。

○病院全体の予期せぬ院内死亡を防ぐRRS(ラピッドレスポンスシステム)を実装

(ポイント)
●中央病院では、医療の質や病院機能の更なる向上に資するため令和3年度に「TQM(トータ
ルクオリティマネージメント)センター」の設置。医療の質を含め、経営、患者満足度、医
療安全のQIを活用した病院の総合的な品質の管理及び運営の推進している。
●東病院では、医師事務作業補助者を
有効活用する教育体制の確立とともに、
働き方改革に向けたタスクシフトの拡大、
医療の質向上を念頭においた改善活動を
実施してきた。メディカルアシスタント室が
中心となって、Patient flow managementが
有効にできる外来診療体制を構築した。
医療の質に関する各種インディケータは、
クオリティマネジメント室でデータ収集、
解析を行い改善活動に役立てるとともに、
ホームページに臨床指標として公開した。

(ポイント)
●院内でのハリーコール、予期しない死亡が減少
●高齢の患者への対応が多様化することへも対応

Patient Flow
Managementの体制図

③「アピアランスケアリーフレット新規2種リリース及び医療従事者向けe-learningの
提供開始<評価書P100>
〇「アピアランス支援センター」は、「患者と社会をつなぐ」をテーマに、外見の問
題に関する臨床・研究・教育活動を実施する部門。
〇エビデンスに基づいたアピアランスケアを全国で提供できる体制に向け、ガイド
ラインの制作や医療者に向けたe-learningの開発など先駆的役割を果たしている。

⑤あたらしい遠隔診療支援モデル


遠隔診療支援を内科・外科で実施することで地方医療格差を是正

(ポイント)
●単なる技術支援にとどまらず若手医師不足を改善(鶴岡市)

(ポイント)
●アピアランスケアの均てん化を目指し開発した医療者向けe-learningについて、
対象を拡大。がん治療に携わる医療機関の医療者であれば受講可能とし
1年間で約1000名が受講修了した。
●患者が安心して療養の準備ができるよう、ウイッグ装着方法など
患者の疑問に即した解説動画を作成、Youtubeにて配信開始。
患者のニーズは高いが医療機関から発信されることの少ない情報で
あったことから他の医療機関でも活用されている。

遠隔診療により若手医師確保を実現

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