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資料2‐2 令和6年度 業務実績概要説明資料 (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》
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評価項目No.1-2

実用化を目指した研究・開発の推進及び基盤整備

⑤ホスピタル(NCC東)バイエリア(柏の葉)におけるボストン型産業集約エコモデル
(産・官・民連携)<評価書P51>



○ 柏の葉(筑波エコスプレス沿線)を中心とするエリアにおいて米国ボストン型の
病院機能拡張による産業エコモデルを柏キャンパス周辺を含む官・民・学で構築。

①国際機関プロジェクトへの参画と協力<評価書P73>

○ 再生医療等製品の開発製造の技術を有する米国セラレス社が、同エリアにアジア
の開発治験実施施設を新たに開設することとなった(2027年予定)

○ 国際協定は、令和6年度までに36機関と41の協力覚書を締結している。

(ポイント)
●つくばエキスプレス沿線でのstart up・ベンチャーの集約化(柏の葉ライフサイ
エンス協議会)の活動を推進。NCCによる医療系ベンチャーの支援を実施

国際連携・国際貢献

〇 研究所長/間野先生、研究所副所長/都賀先生、がん対策研究所副所長/井上先生、中央病院国
際開発部門長/中村先生と国際開発米NCIを訪問し、NCI総長および小児研究開発担当者等と
の意見交換を行った。

●郊外型ボストンやロンドンホワイトシティ 豪州メルボルンなどの病院機能を拡
張した医療産業拠点として、柏キャンパスを中心とした産業基盤構築を目指す。

〇 昨年度のWHO西太平洋地区(WPRO)事務局長の訪問を受けて、中央病院およびがん対策研
究からWHO Collaboration Centerへの登録申請を行い、年度末の段階で、近く認定されると
の連絡を得た。

●海外CDMOであるセラリス社 TFBS レジリエンスや 帝人JTEC アルカリ
ス アステラス みらかホールディングスや精密機器SMC、東京大学 千葉大学
などほぼボストンと同じ面積に医療機関・学術機関が集約。柏市の支援のもとに
医療系イノベーションハブを目指す

〇 米国で開催されたQuad Cancer Moonshot Launch式典に、当時の理事長/中釜先生、研究所
所長/間野先生が出席し、参加各国の要人とネットワーキングを行った。またそのFollow up
actionとして、Cancer AustraliaのCEOと研究所所長/間野先生とのweb会議を開催し、両機
関の情報交換および今後希少がん研究で協力することを合意した。

国立がん研究
センター東病院

〇 Unitaid/Expertise Franceの訪問を受け,SUCCESS projectから引き続き,Unitaid
funding の子宮頸がん検診に関するprojectへの,NCCからの貢献について合意した。
〇 仏国国立がんセンター(INCa)が主導するG7 Cancerにおいて,2026年度の事務局機能持ち
周り制導入を機会に、日本がリードできる機会創出に向けて活動し、合意を得た。
<その他>

柏キャンパスを含む周辺エリアも含め準工業地
域として指定。創薬エリア構築を加速

・ものづくりの3 要素 QCD+Sciencesをワンストップ提供
・海外と競争力を持つアクセラレーター機能を構築・強化(海外と連携)
→日本型のカンパニークリエーションモデル構築へ

〇 要人視察
英国保健・社会福祉省首席科学顧問、
タイFDA、フィリピン保健大臣、深圳
市衛生健康委員会、中国がん研究セン
ターを始めたとした中国主要病院院長
など
〇 海外機関との意見交換
46件の視察・見学の受入れ
〇 国際的な人材育成の取り組み
205名の任意研修者・外来研究員受入
〇 海外機関との積極交流
4名の職員を派遣

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