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資料2‐2 令和6年度 業務実績概要説明資料 (37 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》
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評価項目No.1-3

医療の提供に関する事項

③希少がん患者支援 – 情報発信と相談支援の取り組み<評価書P89>

Ⅱ 患者の視点に立った良質かつ安⼼な医療の提供

⚫ 2022年9月から「オンライン希少がん Meet
⚫ 「希少がんホットライン」では、
the Expert」を全53回開催。令和6年度は計
希少がん患者や家族、医療者から
17回開催、視聴者3,698名、NCC、全国希
の相談に対し、4名の担当者によ
少がん診療施設、患者会から108名登壇。後
りきめ細やかな相談支援を行なっ
日の動画公開による総視聴回数は150,586回。
ている。R6年度は2,778件の電話
⚫ 患者会との連携・協働による双方向性の情報
相談を受けた。
提供・支援「希少がん みんなで相談Q&A」
⚫ 全国の希少がんホットラインを繋
を3回開催。1回分の動画視聴回数は4,894回、
ぐ全国希少がんホットライン連絡
当日視聴者の30倍を超える視聴。
会議をR6年度は4回開催し、情報
⚫ 希少がんセンター関連の過去の公開動画325
共有と連携体制の強化を行なった。
本の動画視聴回数は1,495,114回。

4 総合的な患者支援

④小児がんの医師主導治験、国内の小児がんに対する薬剤開発を推進<評価書P91>

①がんとの共生を支援<評価書P101>

○がん治療に伴う身体的・心理的な問題や就学・就労に対する問題などがん患者と寄
り添うため、がん患者・経験者の両立支援、就労支援の取り組みを推進。
○令和6年度の相談件数は、昨年度に引き続き7.5万件超。
(ポイント)
●令和6年度の相談件数は75,284件(中央:15,806件、東:59,478件)
●患者、市民向けイベント「がんサポ2024」や「がん患者さんのための総合支援
セミナー」等を開催。
●患者と家族のかたりばをサポートセンターで定期開催開始
●就労相談支援は、社会保険労務士等と協働し、1,419件(中央:762件、東:
657件)の支援を実施。さらに令和4年度より厚労科研をもとにオンラインワー
クシェアシスレムや就職未経験者へのキャリア支援の取組を実施
 がん相談・就労支援相談件数推移

 イベント・セミナー等

○ゲノム医療の実装に伴い課題となっている小児がん患者の治療薬アクセスを改善す
るため、小児がんに特化した治療開発の実施基盤として小児がん治療開発コンソー
シアムを構築し、医師主導治験、患者申出療養のPARTNER試験等を行っている。
●小児がん患者の治療アクセスを改善することを目的として治療開発の実施基盤とし
て構築した小児がん治療開発コンソーシアムにて、開発推進、人材育成を行った。
●開発状況の精査や開発戦略を検討し、全てのステイクホルダーが連携して企業治験
の増加をはかるとともに医師主導治験も含めた治療開発を行い、長期的には保険診
療で使用できる薬を増やすことを目指しての開発推進活動を継続した。
●人材育成はゲノム医療提供体制を有する小児がん拠点病院等から医師6名が実地研
修を受け、次年度のレジデント等での研修へ発展している。
●短期的な薬剤アクセスの改善策の一つとして令和5年度に中央
病院にて開始した患者申出療養の臨床試験(PARTNER試験)」
では、薬剤数は9薬剤(国内未承認1剤を含む)となり、
4施設を追加して多施設共同試験として全国展開を行った。
⚫国際連携として、欧州とのユーイング肉腫に関する国際共同
試験の開始に向けた調整を実施した。

 就労支援ソリューソン/
ワークシェアシステムの立ち上げ

●さらに、セカンドオピニオンに関しても、令和6年度に5,554件(中央3,845件、東1,709
件)を実施。併せて実施しているオンラインによる相談支援も好評を得ており、病病連携
を結んでいる鶴岡市立荘内病院の「がん相談外来」について「オンラインがん相談」へ移
行手続きを開始。

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