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資料2‐2 令和6年度 業務実績概要説明資料 (35 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》
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評価項目No.1-3

医療の提供に関する事項

2 低侵襲治療の開発・提供

②高度専門的な低侵襲治療の実施<評価書P87>

①ロボット支援手術を活用した低侵襲治療の提供<評価書P82>

○より効果的で安全ながん医療に向けて、患者の負担が少ない低侵襲治療の開発・提
供をリードしている。

○国内では、ロボット支援手術として、ダビンチを活用した前立腺がんの治療にて活
躍してきたが、医療技術評価分科会での議論を踏まえ、平成30年度の診療報酬改定
にて、保険適用となる症例が多く認められることとなった。
○当センターは、ダ・ヴィンチ6台を設置し、多数のダ・ヴィンチ手術有資格者、プ
ロクター、国際ライセンス取得者が在籍しており、令和6年度は、1,589件(中
央:643件、東:946件)のロボットを活用した高度かつ専門的な低侵襲手術の実
施を推進させた。

内視鏡治療、体腔鏡手術、放射線治療の状況
区分

12,073件 12,705件 13,235件 13,302件

内視鏡




区分

R3年度 R4年度 R5年度 R6年度 前年度比

中央


100.5% 強 度 変 調

7,338件

7,784件

8,063件

8,039件

99.7%

4,735件

4,921件

5,172件

5,263件

101.8%

放 射 線






3,608件 3,297件 3,795件 4,106件 108.2% 定

体腔鏡

(ポイント)
●令和5年度に設立したロボット手術・開発セン
ターにおいて令和6年度に実施したロボット支
援手術の件数は前年度比1.4倍となる643件
●VRシステムを活用した内視鏡的全層切除を実
施する計画が進行中であり、2例が
Endoscopy E-videoに掲載された





2022年
11月より、
Xi 3台
630件

1000
800
2019年

600 10月より、
Xi 2台

400

386件

835件

467件

217件

200
0
2019 2020
泌尿器科
呼吸器外科
大腸外科

2021 2022 2023 2024 (年度)
胃外科
婦人科
頭頸部外科

食道外科
肝胆膵外科

1,546件

1,654件

1,631件

1,897件

116.3%



2,062件

1,643件

2,164件

2,209件

102.1%



中央


31,665件
26,674件

29,197件
26,948件

27,579件
26,741件

27,763件
25,563件

放 射 線










内視鏡外科
技術認定

ダヴィンチ術
者資格者

学会認定ロボット手
術プロクター

頭頸部外科

0

1

0

呼吸器外科

1

5

2

食道外科

2

4

1

胃外科

3

6

1

肝胆膵外科

4

4

0

大腸外科

6

6

0

泌尿器科

2

7

3

婦人科

2

5

1

その他(消化管内科、
腫瘍内科)

0

2

0



20

40

8

日本ロボット外科学会認定ライセンス

国際A級 3名、国際B級 1名












16,176件

17,760件

16,719件

17,692件

105.8%

13,348件

16,346件

17,724件

17,641件

99.5%

599件 815件 1,056件 937件 88.7%
中央

329件

432件

488件

514件

105.3%



270件

383件

568件

423件

74.5%

469件 470件 492件 594件 120.7%

RALS

100.7% 治
95.6%



29,524件 34,106件 34,443件 35,333件 102.6%
中央



陽 子 線

国立がん研究センター東病院認定医師数

2023年11月より、
ANSUR始動
946件

中央

58,339件 56,145件 54,320件 53,326件 98.2%

放射線

●東病院では8つの診療科で導入済み。2022年よりダヴィンチXi3台体制で年々増
加し、令和6年度は946件と国内でも極めて多い手術実績(胃外科、泌尿器科は、
ダヴィンチによる手術症例見学施設)。
(件数)



R3年度 R4年度 R5年度 R6年度 前年度比

中央

422件

342件

347件

482件

138.9%



47件

128件

145件

112件

77.2%



9,102件 10,320件 10,759件 8,031件 74.6%

③我が国のIVR(画像下治療)をリード<評価書P32、85>
○中央病院のIVRセンターは、がん専門病院としてはIVRの質・量ともに世界最高レ
ベルにあり、令和6年度は8,061件(前年度8,026件に続き国内1位)を実施した。
(ポイント)
⚫ 画像を活用した低侵襲治療を施行。
⚫ CTと血管撮影のハイブリッド機器Angio-CT
装置ならびに最先端の内視鏡機器を用いて、
治療精度の向上とX線被ばくの低減を実現。
⚫ AIを用いたナビゲーション・ソフトウエアを、
企業と共同開発、評価。
⚫ 日本腫瘍IVR研究グループ (JIVROSG)を統
括して多施設共同臨床試験を実施。
⚫ ゲノム医療に寄与する画像下生検を1,342件
実施した。
⚫ 抗がん、緩和のがんIVRすべてを実施可能な
施設として、研修を受け入れた。

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