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資料2‐2 令和6年度 業務実績概要説明資料 (27 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html |
出典情報 | 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》 |
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評価項目No.1-2
実用化を目指した研究・開発の推進及び基盤整備
4 産官学の連携・ネットワークの構築
①臨床導出を目指した放射性医薬品(RI医薬品)の国内開発<評価書P50>
○がん治療の強力なゲームチェンジャーとして期待される次世代放射性医薬品開発の基盤を構築
○ EPOCが日本原子力研究開発機構(JAEA)と協力し「医療用等ラジオアイソトープ製造・利用推進
アクションプラン」に沿って重要ラジオアイソトープ(RI)の国内製造・安定供給のための共同研究を実施
○東病院・EPOCがPDRファーマ(株)と共同し、腎細胞がんの新たな放射性診断薬のファースト・イン・ヒューマ
ン試験を特定臨床研究として実施
(ポイント)
⚫
⚫
⚫
医療用ラジオアイソトープの国産化、国内自給を含む医療提供体制整備が求められ、原子力委員会
がアクションプランを策定。2024年2月、NCCとJAEAは放射性同位元素で標識された薬剤の研究
開発及びサプライチェーンの構築の推進に係る協力協定を締結。NCCはJAEAから提供される放射
性同位元素について医用利用に関する基盤にかかる研究を担当
令和6年度補正予算において国立がん研究センターにおける医療用RIの研究体制整備事業が措置さ
れEPOCのRI管理区域の改修を開始
ラジオセラノスティクスの特性を活かし、治療薬の治験実施前に特定臨床研究として診断薬のFIH
試験を実施。有効性、安全性を早期に判断、予測し、臨床研究の迅速化を図る (ASCO GU 2025
で発表)
②SCRUM-Japanにおける第四期の取り組み<評価書P65>
○SCRUM-Japanは、ゲノム医療開発プラットフォームとして、全国270施設および参加企業18社
(2025年3月現在)の共同研究として2015年設立。2023年度第4期終了までに組織遺伝子パネル約3
万例、リキッドバイオプシーパネル約1万例を集積
○2024年度までに企業治験84、医師主導治験28の累計112試験を登録。新薬20剤27適応、遺伝子診断
薬16種の薬事承認取得。全国の患者へ有効新薬を保険償還付きで速やかに提供し、世界最先端の臨床
ゲノムDBも構築
(ポイント)
⚫ 肺がん新規ドライバー遺伝子の発見(Nature 2021)、HER2大腸がん医師主導治験データ(Nature
Med 2021)で世界初の薬事承認取得、統合データベース構築とスーパーコンピューターの導入などが
ん医薬品最先端の創薬研究をリード
⚫ ICGC-ARGOのコアメンバーとしてのグローバル創薬、LC-SCRUM-APでアジア人大規模DBの構築
など世界の創薬、個別化治療開発をリード
⚫ 臨床ゲノムDBをアカデミア約70施設、企業20社とオンライン共有。10万件超えのアクセスとトッ
プジャーナル(IF≥30:18編)含む論文133編、国際特許申請3件など国際的実績多数
⚫ 第3期より全固形がんへ対象拡大、第4期よりリキッドでの全エキソーム・トランスクリプトーム、
multiplex-IHC、マイクロバイオーム、プロテオームなどのマルチオミックス解析を追加し世界の創
薬研究をリード
⚫ 2023年度よりアジア太平洋地域の肺がん遺伝子スクリーニング研究(LC-SCRUM-AP)5か国に拡
大、アジアの個別化治療開発、診断薬開発をリード。臨床試験情報を患者に直接提供するLCSCRUM-Supportの拡大
SCRUM-Japanの概要
SCRUM-Japan登録企業・医師主導治験数
(2025/03現在)
試験
形態
Umb
rella
Bas
ket
合計
対象
臓器
対象
遺伝
子
企業
治験
医師
主導
治験
試験
総数
肺癌
12
53
14
67
消化
器
8
6
7
13
固形
癌
15
25
7
32
35
84
28
112
SCRUM-Japan登録治験での薬事承認取得状況
(2025/03現在)
薬事承認
初回承認
効能追加
計
10
17
27
論文成果公表状況(2025/03現在)
IF
1-10
1030
30-
計
論文数
96
19
18
133
27
実用化を目指した研究・開発の推進及び基盤整備
4 産官学の連携・ネットワークの構築
①臨床導出を目指した放射性医薬品(RI医薬品)の国内開発<評価書P50>
○がん治療の強力なゲームチェンジャーとして期待される次世代放射性医薬品開発の基盤を構築
○ EPOCが日本原子力研究開発機構(JAEA)と協力し「医療用等ラジオアイソトープ製造・利用推進
アクションプラン」に沿って重要ラジオアイソトープ(RI)の国内製造・安定供給のための共同研究を実施
○東病院・EPOCがPDRファーマ(株)と共同し、腎細胞がんの新たな放射性診断薬のファースト・イン・ヒューマ
ン試験を特定臨床研究として実施
(ポイント)
⚫
⚫
⚫
医療用ラジオアイソトープの国産化、国内自給を含む医療提供体制整備が求められ、原子力委員会
がアクションプランを策定。2024年2月、NCCとJAEAは放射性同位元素で標識された薬剤の研究
開発及びサプライチェーンの構築の推進に係る協力協定を締結。NCCはJAEAから提供される放射
性同位元素について医用利用に関する基盤にかかる研究を担当
令和6年度補正予算において国立がん研究センターにおける医療用RIの研究体制整備事業が措置さ
れEPOCのRI管理区域の改修を開始
ラジオセラノスティクスの特性を活かし、治療薬の治験実施前に特定臨床研究として診断薬のFIH
試験を実施。有効性、安全性を早期に判断、予測し、臨床研究の迅速化を図る (ASCO GU 2025
で発表)
②SCRUM-Japanにおける第四期の取り組み<評価書P65>
○SCRUM-Japanは、ゲノム医療開発プラットフォームとして、全国270施設および参加企業18社
(2025年3月現在)の共同研究として2015年設立。2023年度第4期終了までに組織遺伝子パネル約3
万例、リキッドバイオプシーパネル約1万例を集積
○2024年度までに企業治験84、医師主導治験28の累計112試験を登録。新薬20剤27適応、遺伝子診断
薬16種の薬事承認取得。全国の患者へ有効新薬を保険償還付きで速やかに提供し、世界最先端の臨床
ゲノムDBも構築
(ポイント)
⚫ 肺がん新規ドライバー遺伝子の発見(Nature 2021)、HER2大腸がん医師主導治験データ(Nature
Med 2021)で世界初の薬事承認取得、統合データベース構築とスーパーコンピューターの導入などが
ん医薬品最先端の創薬研究をリード
⚫ ICGC-ARGOのコアメンバーとしてのグローバル創薬、LC-SCRUM-APでアジア人大規模DBの構築
など世界の創薬、個別化治療開発をリード
⚫ 臨床ゲノムDBをアカデミア約70施設、企業20社とオンライン共有。10万件超えのアクセスとトッ
プジャーナル(IF≥30:18編)含む論文133編、国際特許申請3件など国際的実績多数
⚫ 第3期より全固形がんへ対象拡大、第4期よりリキッドでの全エキソーム・トランスクリプトーム、
multiplex-IHC、マイクロバイオーム、プロテオームなどのマルチオミックス解析を追加し世界の創
薬研究をリード
⚫ 2023年度よりアジア太平洋地域の肺がん遺伝子スクリーニング研究(LC-SCRUM-AP)5か国に拡
大、アジアの個別化治療開発、診断薬開発をリード。臨床試験情報を患者に直接提供するLCSCRUM-Supportの拡大
SCRUM-Japanの概要
SCRUM-Japan登録企業・医師主導治験数
(2025/03現在)
試験
形態
Umb
rella
Bas
ket
合計
対象
臓器
対象
遺伝
子
企業
治験
医師
主導
治験
試験
総数
肺癌
12
53
14
67
消化
器
8
6
7
13
固形
癌
15
25
7
32
35
84
28
112
SCRUM-Japan登録治験での薬事承認取得状況
(2025/03現在)
薬事承認
初回承認
効能追加
計
10
17
27
論文成果公表状況(2025/03現在)
IF
1-10
1030
30-
計
論文数
96
19
18
133
27