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資料2‐2 令和6年度 業務実績概要説明資料 (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》
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評価項目No.1-1

担当領域の特性を踏まえた戦略的かつ重点的な研究・開発の推進

③6NC連携のNDB研究基盤による重点疾患の疫学・政策研究の推進<評価書P43>

〇6NCの所掌疾患に関する患者数について、本邦における悉皆的な
レセプトデータであるNDBを用いて推定し、HP上で公開
〇ニトロサミン混入が報告された糖尿病薬(シタグリプチン)使用
とがん発生の関連についてのNCCとNCGMによる共同研究
〇NDB研究の普及・利用促進に資する情報発信ー講演、文献
レビュー、マスタ々作成のためのソフト開発など
(ポイント)
●本研究班で培った経験と技術を基盤として、厚生労働省の委託事業、
厚労科研(指定・分担)の受託が行われている。
●データの申請、分析ともに複雑な手順・技術を要するNDBデータに
ついて、 6NC研究班がハブとなり、研究班内外のNDB研究支援も
行っている。
ニトロサミン混入糖尿病薬の使用と発癌の関連についての成果を論文発表

各疾患の有病者数を研究班HP上で公開
2018-20
定義3: 1年間に1回以上、病名 かつ (抗がん剤 または 手術 または放射線治療 または
緩和ケア) がある場合
600,000

2018年度

2019年度

④6NCリトリート2024を開催し6NC若手研究者の人材育成を行い、JHの業績集をまと
めることでJHの取組を発信<評価書P46>

〇「医療ビックデータ・医療DX」をメインテーマとして6NCリト
リート2024を開催し、若手研究者の中心としたポスターセッ
ションにおいて、6NCの研究者・医療者の交流を図り、優秀な演
題については6NC理事長賞及びJH本部長賞の表彰を行った。
〇JHの発足から5年が経過したことを契機に、JHの活動と6NCの連
携強化によって生み出された成果を業績集としてまとめた。
(ポイント)
●講演セッションではNCで活躍するリーダーの先生方が最新
の知見を共有し、ポスターセッション会場においては6NCから
合計179演題のポスター発表を行い、6NCの研究・医療者など
合計約320名が現地参加した。2025年度はNCCにて開催予定。
●JHの5年間の活動内容と、横断的研究推進費等で生み出された
主要な論文実績17編についてJH業績集としてまとめた。
当日のフライヤーから抜粋

2020年度

500,000

優秀演題に対して表彰

400,000
300,000
200,000
100,000
0
胃がん

大腸がん

肺がん

肝がん

乳がん

子宮体がん

参考:2019年度のがんの罹患数(全国がん登録)と推定治療患者数(院内がん登録)
6 00 , 0 00
全国がん登録罹患数

院内がん登録推計治療患者数

4 00 , 0 00
2 00 , 0 00
0
胃がん

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/filedownload?statInfId=000032202059&fileKind=0
⼤腸がん
肺がん
肝がん
乳がん

⼦宮体がん

NDBからの有病者数を推定する結果は、院内がん登録からの推定治療患者数 (下図緑) と近い結果になっています。
有病者数と罹患数(下図黄)では測定しているものが異なりますが、 有病期間、特に治療を受けている期間が長いと罹患
数に比べて有病者数が長くなります。ここでは乳がんの治療期間が長いことが示唆されます。
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000032202059&fileKind=0

5

マスター作成のためのソフト「マスターズ」の開発・公開

NCGMでの講演会(参加者 74名)+各NCに動画配布

ポスターセッションの様子

業績集を作成

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