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資料2‐2 令和6年度 業務実績概要説明資料 (28 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59553.html
出典情報 厚生労働省国立研究開発法人等審議会 高度専門医療研究評価部会(第40回 8/7)《厚生労働省》
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評価項目No.1-2

実用化を目指した研究・開発の推進及び基盤整備

③4者連携での新しいDCT実施体制による、がんに対する第Ⅰ相臨床試験を開始

④センター発ベンチャーによるT細胞のがんに対する細胞療法の臨床開発がスタート

<評価書P50>

<評価書P50>

○治験実施施設の中央病院とサテライト医療機関として大阪医科薬科大学病院が連携し、従来は
治験実施施設で行っていた検査や評価の一部をオンライン診療を活用してサテライト医療機関
で開始
(ポイント)
⚫ がんに対する企業主導の第Ⅰ相臨床試験でのサテライト医療機関の活用は国内初。
⚫ 第Ⅰ相段階では実施施設が非常に限られるため、遠方の患者に対し、新薬候補の臨床試験へ
のアクセス向上が期待できる。
⚫ 本試験でDCTにおける新たな実施体制を評価し、居住地を問わず多くの患者が臨床試験にア
クセスできる実施体制の構築を目指す。

〇米国ペンシルバニア大学との共同研究の成果に基づいて特許出願された「CCR4標
的キメラ抗原受容体T細胞療法」の特許の実施権を国立がん研究センター発ベン
チャー企業のARC Therapies社に許諾した。
○日本に多い成人T細胞白血病リンパ腫(ATLL)をはじめとするT細胞のがんに対す
る細胞療法の臨床開発が期待される。
(ポイント)
⚫ センターが成し得た知的財産権や研究成果等を活用するために設立したベン
チャーからの申請に対し、研究成果の活用が期待できるベンチャーをセンター発
ベンチャーと認定している。
⚫ がん領域におけるスタートアップの事業化支援を通じて、がん治療、診断、予防
でのイノベーションを起こし、臨床応用を推進する。
(センター発ベンチャー:7社)
会社名

事業内容

認定年月

ノイルイミューン・バイオテック

がん免疫療法における医薬品開発

2015年9月~

朝日サージカルロボティクス

腹腔鏡手術支援ロボット開発

2015年10月~

株式会社凛研究所

がん抗体医薬品の開発

2016年3月~

株式会社Jmees

外科手術支援システムの開発

2020年10月~

株式会社Surg storage

外科手術データの利活用サービス、
アノテーションデータ作成

2021年11月~

ARC Therapies株式会社

最先端の研究を駆使した新たな細
胞治療の開発

2022年11月~

株式会社DELISPECT

AIを活用したせん妄対応支援プロ
グラムの開発

2025年1月~

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