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02 令和6年度診療報酬改定の概要 (医科全体版) (297 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000196352_00012.html
出典情報 令和6年度診療報酬改定説明資料等について(3/5)《厚生労働省》
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令和6年度診療報酬改定

Ⅰ-6

医療人材及び医療資源の偏在への対応-⑥、⑦

医師少数区域及び医療資源の少ない地域等に配慮した評価の見直し
医師少数区域等に配慮した評価の見直し
○医師少数区域等に配慮した評価を適切に推進する観点から、医師派遣機
能や遠隔連携等に関する評価を見直す。
➢ DPC/PDPSの機能評価係数Ⅱにおける新たな評価

• 体制評価指数において、「医師少数地域への医師派遣機能」(大学病院本院群に限
る。)について新たに評価を行う。

➢ 急性期脳卒中治療における遠隔連携の評価

• 基幹施設との連携により届出を行う場合の超急性期脳卒中加算について、対象地域
を医師少数区域まで拡大する等の見直しを行う。
• 医師少数区域等に所在する医療機関が基幹施設との連携により脳血栓回収術の適応
について判断し、基幹施設において脳血栓回収術を実施した場合の評価を新設する。

➢ へき地診療所等が実施するD to P with Nの推進

• へき地診療所及びへき地医療拠点病院において、適切な研修を修了した医師が、D
to P with Nを実施できる体制を確保している場合の評価を新設する。

医療資源の少ない地域に配慮した評価の見直し
○医療資源の少ない地域に配慮した評価を適切に推進する観点から、リハビリテーション等に関する評価を見直す。
➢ 回復期リハビリテーション入院医療管理料の新設


医療資源の少ない地域において、回復期リハビリテーション病棟に相当する機能を有する病室について、回復期リハビリテーション
病棟入院料の届出を病室単位で可能な区分を新設する。

➢ 地域包括ケア病棟の要件の見直し


医療資源の少ない地域において、地域包括ケア病棟入院料2及び4の施設基準における、「自院の一般病棟からの転棟患者の割合」
に関する要件を緩和する。

➢ 在支診・在支病の要件の見直し


医療資源の少ない地域の在支診・在支病に係る24時間の往診体制の要件について、D to P with Nを実施できる体制を整備すること
で要件を満たすこととする。

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