２ 調査研究等
（２）疫学研究等
大綱に盛り込まれている内容
①職域コホート研究（過労死等のリスク要因
と疾患、健康影響との関連性を明らかにす
るため、特定の集団における個々の労働者
の健康状態、生活習慣、勤務状況とその後
の循環器疾患、精神疾患のほか、気管支喘
息等のストレス関連疾患を含めた疾患の発
症状況について長期的な追跡調査。）

平成27年度～令和４年度
（平成27年度）
・調査項目、調査集団の検討等コホート調査（調査期間：10年間）の準備作業を実施
（平成28年度）
・ＷＥＢ調査（約１万人）で試行的調査。約２万人のコホート集団の構築に向けた作業を実施
（平成29年度）
・第１回の調査（ベースライン調査）を実施
（平成30年度）
・第２回の追跡調査を実施
（令和元年度）
・対象集団を拡充し、追跡調査を実施
（令和２～４年度）
・追跡調査を継続実施

②介入研究（職場環境対策について、職種・ （平成27年度）
業種等の特性も踏まえた上で、対策事例の ・職場環境改善に向けた介入研究について、調査項目、調査集団の検討等準備作業を実施
収集や事業場間の比較等により分析。また、 （平成28年度）
深夜勤務、交替制勤務の勤務形態が過重労 ・対象事業場の選定、職場環境改善前（介入前）の調査を実施
働に伴う健康障害へ及ぼす影響についての （平成29年度）
調査分析。）
・介入調査の実施、対象事業場の拡充、結果の解析
（平成30年度）
・トラック運転者、看護師について、介入調査（健康管理等）の実施による検証
（令和元・２年度）
・前年度の調査を継続実施（健康管理、過労兆候等）
（令和３年度）
・トラック運転者、看護師のほかIT労働者を対象に加え、介入調査を継続実施
（令和４年度）
・トラック運転者、看護師のほか介護士を対象に加え、介入調査を継続実施

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